ペットのフィラリアやノミ/マダ二薬などをお得に購入できる通販サイトで、我が家ではいつも利用しています。↓ 旅のお供の酔い止め薬やジェネリック医薬品もたくさんそろってます。      ペットくすり  
スポンサーリンク

京都・銀閣寺を犬同伴で楽しもう

日々、外国人観光客でにぎわっている古都京都。

 

 

おかんおかん

京都には、意外にもワンコ連れで参拝できる神社やお寺が多いんだよね。

ということで、最近、わたしたちはワンコ同伴で京都の名所巡りを楽しんでいる。

今回ご紹介するのは「銀閣寺~哲学の道」コース。

超メジャーなスポットの割りに、修学旅行以来、足を踏みいれたことがないわ・・・という人も多いかも。

紅葉の時期も、またそれ以外の時期も、とっても楽しめる場所なので、気軽に犬連れで訪れていただきたい。

住所&アクセス


<銀閣寺住所>

京都市左京区銀閣寺町2

<銀閣寺へのアクセス>

  • 車で ・・・名神高速道路「京都東インター」から約20分。
  • バスで・・・京都駅から市バス100系統で「銀閣寺前」下車。阪急河原町駅から市バス32系統で「銀閣寺前」下車。

<哲学の道>

銀閣寺から南方向へ約1.5 km延びる散策道。

駐車場

京都は道も狭いし、歩いている観光客もたくさん。

行楽シーズンや土日には渋滞も起こるので、本当なら公共交通機関を利用するのがGOODなのだけど、われらのような犬🐕連れはどうしても車が便利。

出かける前に、駐車場はちゃんとチェックしておこう。

以下、代表的な駐車場を紹介する。

 

① 京都市銀閣寺観光駐車場

※銀閣寺に一番近くて便利だが、繁忙期は満車になるので早めの駐車が必要。

時間   :8:00~17:00 (以降は無料)
収容台数 :普通車40台
普通車料金:1日1回1,000円

② 周辺駐車場

銀閣寺周辺にタイムズなどの駐車場がいくつかあるが、収容台数は少ないので要注意。

③ 岡崎公園駐車場

※哲学の道の南の端まで約1キロなので、哲学の道を散策しながら銀閣寺へ行くことも可能。

時間   :24時間
収容台数 :506台
普通車料金:1時間まで 500円、以降30分毎 200円
上限料金(日曜日、祝日を除く) 1,300円
23時~7時30分 夜間1泊700円

銀閣寺までの参道とお勧めのお店

「銀閣寺」という名前で知られているけれど、正式な名前は「東山 慈照寺(とうざん じしょうじ)」

この正式名称は知らない人が多いんじゃないかな。

 

銀閣寺は1482年に室町幕府の八代将軍、足利義政が建てたお寺。

義政は、自分が美しいと思う「簡素枯淡(かんそこたん):シンプルであっさりとした中に趣があること」の美意識のすべてをこの銀閣寺に注ぎこんだという。

 

おかんおかん

この「簡素枯淡」が「わびさび」につながっているのかな?

一見地味だけど、銀閣寺はその良さがじわじわと分かってくる。

 

さて、わたしたちは今回、①の「銀閣寺観光駐車場」に車を停めて銀閣寺へと向かった。

銀閣寺へ続く参道沿いには、いろいろなお土産屋さんや食べ物屋さんが並んでいる。

 

銀閣寺への参道

 

紅葉の季節と重なって、国内外の観光客がひしめき合っている。

写真でもお分かりいただけるように、危険だし邪魔になるので、ペットは抱きかかえて歩くのが無難。

 

いつものスリングで

 

参道を歩きながら、ペットと一緒でも楽しめる気になったお店をピックアップしてみた。

 

  • 御米司ふみや

京都米をかまどで炊いたお米が中心の和風カフェ。テラス席ペット可。

炊きあがったばかりのお米と、香ばしく焼かれたおしょう油の香りが、歩道にまでプ~ンとただよってきて、飛び込む観光客も多し。

犬連れでなければ、店内でおばんざいやお味噌汁のついたランチをいただきたいところ。

 

ふみや外観

 

  • 世續茶屋(よつぎちゃや)

銀閣寺門前にある開業100年のそば屋さんで名物は「とろろざる茶そば」。

ベンチでペットと休憩しながら、抹茶ソフトクリームなども食べられる。

 

世續茶屋のベンチ

 

  • 花ぎんかく

メインは抹茶ソフトクリーム。ぜんざいなどの軽食の他、食事もできる。

テラスが広いのでゆっくりと休憩できる。

 

花ぎんかくテラス席

 

  • Café Basho(カフェバショー)

新しくできた抹茶をメインにしたカフェ。テラス席あり。

 

Café Basho外観

 

  • 銀閣寺「kiharu」

銀閣寺参道入口に最近生まれたクラフトビールとアイスキャンディーのお店。

でも寒い季節には、京ゆばや野菜のはんぺん、京都霜降り牛の肉まんなどに心ひかれる。

テイクアウト式なので、はんぺん片手に散策もいいね。

 

kiharu外観

 

はんぺんが美味しそう

 

  • Qu-an(くあん) 花様術

築150年の白壁の蔵で季節の花や京都らしい小物・雑貨を販売しているお店。

 

Qu-an花様術の店前

 

こうした参道沿いのお店を楽しみながら歩くこと数分、「銀閣寺総門」へ到着。

銀閣寺を堪能

<銀閣寺概要>

参拝時間:夏季(3/1-11/30)午前8:30 ~ 午後5:00
冬季(12/1-2/末)午前9:00 ~ 午後4:30
料金:大人・高校生500円 小・中学生300円 ペット無料
注意:ペットはキャリーに入れれば可。

 

銀閣寺境内図

 

このように、銀閣寺の境内には「銀閣(観音殿)」を中心としてたくさんの見どころがある。

 

さて、現在地(赤色矢印)からスタート!

 

総門

 

総門を入ると、長さ50メートルの「銀閣寺垣(ぎんかくじがき)」が出迎えてくれる。

この垣は、現世界と浄土世界との境界らしい。

 

銀閣寺垣

 

受付で料金を支払い「中門」を通って、庭園の中へ入る。

受付で家内安全のお札をいただいた。

 

お札

 

右手に「観音殿(銀閣)」、左手に「方丈(本堂)」、中央には庭園の中に「銀沙灘」「向月台」が見えてくる。

 

  • 国宝観音殿(銀閣)

銀閣寺の象徴といえるのがこの観音殿。

通常、わたしたちが「銀閣寺」と呼んでいる建物だ。

一層目が「書院造り」の心空殿(シンクウデン)、二層目が「禅宗仏殿造り」の潮音閣(チョウオンカク)と名づけられている。

室町時代の楼閣庭園建築として現在ただひとつ残っている。

 

銀閣(観音殿)

 

  • 方丈(本堂)

江戸中期に建てられ、ご本尊として釈迦牟尼仏がおさめられている。

  • 銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台(こうげつだい)

この2つは砂を盛って作られたもの。

銀沙灘・・・白い砂を66cm盛り上げて波状に形作っている。月の光を反射させるためと言われる。

向月台・・・180cmと大人の身長くらいに円錐台状に盛られている。この上に座って、東山に月が昇るのを待ったと言われる。

 

銀沙灘

 

向月台

 

 

おかんおかん

毎朝6時に職人さんが入って、雨や風で乱れた砂盛りを手入れしてるんだって。

それにしても、いつもこんなに美しい形と模様が整えられてるのには驚き!

銀閣と、銀沙灘と、向月台と、この3つが絶妙なバランスで配置されている。

銀閣寺の見どころと魅力がここに凝縮されている。

 

銀沙灘と向月台の向こうに銀閣

 

順路に従って進むと、「座禅石」「白鶴島」などの数々の石が置かれた池、「錦鏡池」が見えてくる。

 

 

  • 錦鏡池(きんきょうち)

銀閣(観音殿)の前に広がる「池泉回遊式庭園」の中心にある池。

実はこの庭園は、足利義政が造った当時の庭とはちがっていて、江戸時代に改修されている。

そのときに、銀閣が錦鏡池にもっとも美しく映るように計算しつくされ、中でも朝方の池に映る銀閣寺が最高だとのこと。

 

錦鏡池内の石「大内石」

 

紅葉に映える銀閣

 

錦鏡池に映る銀閣

 

松やマキなどの緑の針葉樹の中で、カエデの赤が鮮やかに映える。

 

錦鏡池の紅葉

 

赤と緑のコントラスト

 

 

  • 洗月泉(せんげつせん)

錦鏡池の南東にある滝。山の湧き水を錦鏡池に導いている。

泉の水面に月が映ったとき、泉が月を洗っているように見えることが名前の由来。

小銭がたくさん投げ込まれており、最近ではパワースポットとしての人気が高い。

 

「洗月泉」脇を通って、小高い展望台へ登っていくと、銀閣寺の全景が見事に見えてくる。

展望台から見る銀閣寺は圧巻の光景だ。

今から500年以上も前に、足利義政もこの景色を眺めていたんだなとと思うと感慨深い。

そして日本文化の素晴らしさを改めて感じることができる。

 

展望台からの全景

 

展望台からの動画はコチラ↓

 

高台を降りる道

 

高台を降りて、「錦鏡池」の周りを歩き、園内一周を終える。

園内一周にかかる時間は20分程度

出口付近にある売店では、ポストカードや限定和菓子などのお土産を購入できる。

 

売店

 

哲学の道でお散歩

ノンも銀閣寺500年の歴史を感じ取ってくれてれば嬉しいのだけれど、ワンコにとっては、こちらの「哲学の道」散策道の方が楽しいかも。

-公式HPより-

「哲学の道」・・・銀閣寺から南へ約1.5キロ若王子神社まで続く散策道。

京都の哲学者西田幾多郎(にしだきたろう)氏がよく散歩をし、「思索の小径(しさくのこみち)」と呼ばれていたが、1972年正式に「哲学の道」と銘々された。

「日本の道100選」にも選ばれている。特に春の桜道が有名。

 

自然を残したまま整備された散策道の脇には小川が流れ、情緒をかもしだしている。

ご近所のワンコや観光中のワンコとの遭遇率も高い。

犬の臭いがあちこちにするようで、わが家のワンコのテンションも何だか高い。

 

哲学の道

 

哲学の道を流れる川

 

そして、散策道沿いにはいくつかお店が建ち並んでいる。

オススメはこちらのカフェ。

  • リバーサイドカフェ グリーンテラス

サンドイッチやグラタンなどの軽食の他、スイーツ、飲み物もメニューが豊富で、歩き疲れたときに立ち寄りたい。

広々としたテラス席はペット可

 

関連ランキング:カフェ | 蹴上駅元田中駅茶山駅




グリーンテラス外観

 

グリーンテラス・テラス席

 

他にもテラス席付きの小さなカフェもいくつかある。

  • 珈琲店 再願(さがん)

コーヒー、ケーキ、サンドなどが食べれる少し懐かしさを感じる喫茶店。テラス席は1席だがペット可。

 

再願外観

 

  • 満紗窯(マンサガマ)

ろくろ陶芸体験が出来るお店。

 

約1.5キロの散策道の中間地点あたりに「法然院」というお寺があるので、少し足を延ばしてみるのも楽しい。

ペットはキャリーバックに入れば参拝可。

建立は江戸時代初期の1680年という歴史あるお寺だ。

 

法然院

 

 

こちらの紅葉も見事で、銀閣寺とは少し違った自然のままの雰囲気がただよっている。

 

法然院の紅葉

 

白砂壇(びゃくさだん)という盛り砂で「もみじ」の絵が描かれていた。

 

白砂壇のもみじ

 

水を表わす砂壇の間を通ることにより、心身を清めて浄域に入ることを意味しているらしい。

 

砂壇の間を通る

 

さらに南へ進み南端の「若王子神社」に近づいてくると、ご近所さんたちが共同で飼っているらしき猫たちを発見!

軽く10匹以上(おそらくもっと多い)出てきて、観光客に愛想をふりまいている。

まさに猫の聖地。

 

にゃんこ2匹

 

階段の下にも

 

いやされるネコ動画はコチラで↓

 

 

おかんおかん

「哲学の道」はネコ好きにも超おすすめスポットなのだ。

人間に慣れてて、膝の上にも乗っかってくれた~。

犬と散歩しつつも、猫と触れ合えるという、何とも心温まるひととき。

まとめ

おとんおとん

犬ははたして銀閣寺を理解できたか?

はなはだ疑問だけど・・・

歴史ある銀閣寺をノンと一緒に訪れて、哲学の道を散策するといういい想い出ができたな。

 

銀閣寺に行ったことがない方も、長い間行っていない方も、ぜひ訪れていただきたい。

静かで、奥深い、日本の美しさを今一度発見できる旅になるはずだ。

 

 

スポンサーリンク
■管理人お気に入りの無料動画(Firework )