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竹林にゆれる不思議な「ゆらり竹とんぼ」

 

 

おかんおかん

今回はワンコとは関係ない、ワンコが登場しない記事。

でも、愛犬と嵐山を訪れて、とっても可愛くて不思議なモノに出会ったので紹介させていただきたい。

ワンコとの嵐山散歩の記事はコチラ↓。

 

嵐山で買える縁起物のトンボ

さて、上で紹介した記事でお伝えしたように、わが家のワンコと共に嵐山のパワースポット、「竹林の小径(ちくりんのこみち)」と「野宮神社(ののみやじんじゃ)」を訪れてきた。

 

竹林の小径

 

野宮神社の本殿

 

野宮神社に参拝しようとしたところ、境内横で一人の男性が、不思議な物を売っているのに気づく。

 

おかんおかん

飛ばしてる様子はないけど・・・竹とんぼ?

「縁起物」の「勝虫」って書かれてるけど何のことだろう。

でも、ユラユラゆれてて、すごく奇麗。

 

境内横に陳列される竹トンボ

 

外国人の観光客たちも珍しそうに寄ってくる。

 

「ALL BAMBOO! ALL BAMBOO!(全部竹だよ、全部竹だよ。) 」

 

と男性が声をかける。

 

覗いていたわたしの指にもそっと1匹のトンボを乗せてくれた。

不思議なことに、トンボはバランスを取ったまま、落ちそうでいて決して落ちず、反対に乗せてもひっくり返って定位置に戻る。

この竹細工が、「ゆらりトンボ」「バランストンボ」と呼ばれるゆえんである。

 

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竹の色をそのまま活かしたプレーンなタイプ(2000円)の他に、自然に溶け込んだ緑や、可愛い赤/ピンクなども(色付き2500円)あってバラエティ豊か。

わたしたちは、黒に何色かのラメを散らしたモダンな雰囲気のトンボをセレクトした。

 

「一つ一つ手造りだから、揺れ方も色も違うので、好みに合うものを選んでくださいね。」

 

と言われ、3匹の黒トンボの中から慎重に選び出す。

 

ちなみにネットや他の店舗で販売はしておらず、この鮮やかな竹細工のトンボを手に入れることができるのはここ嵐山だけだ。

 

持ち帰るときは、繊細な細工をつぶさないように、周りにティッシュなどを敷いておこう。

 

いろんな色のトンボ

 

でも、実は本物のトンボの色も鮮やかで、バラエティ豊かなんだよね。

 

本物のトンボ

我が家で飛ぶトンボ

無事、我が家に到着したトンボ。

リビングで羽を休める場所を探し中。

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リビングのトンボ

 

あ、ここ?

ミルクブッシュの枝の上に乗っかると、擬態したように一体化した。

 

ミルクブッシュにとまるトンボ

 

実際に揺れる様子はコチラ↓の動画でどうぞ。

 

なぜトンボを「勝虫」と呼ぶの?

さて、このトンボ、なぜ「勝虫」という名で売られていたんだろう。

 

そもそも、トンボが人々から珍重されるようになった起源は、はるか西暦400年代にさかのぼる。

当時の雄略(ゆうりゃく)天皇が「古事記」でこのような歌を詠んだ。

 

み吉野の 袁牟漏が嶽に 猪鹿伏すと 誰ぞ 大前に奏す
やすみしし 我が大君の 猪鹿待つと
呉座にいまし 白たへの 衣手着そなふ 手腓に 虻かきつき
その虻を 蜻蛉早咋ひ かくの如 名に負はむと そらみつ 倭の国を 蜻蛉島とふ

 

簡単に解釈するとこうである。

「あるとき、天皇が、吉野の小牟漏岳(おむろがたけ)で狩りに出かけた。

獲物が来るのを待って休んでいると、アブに腕を食いつかれた。

そこへトンボが現れて、素早く加えて飛び去った。

感心した天皇は、倭の国(日本国)を「蜻蛉島(あきづしま)」*と名付けた」。

*「あきつ」は蜻蛉(トンボ)の古い呼び名。

 

そして、戦国時代に入ると、素早く縦横無尽に空中を飛び回り、決して後ろ向きには飛ばない、つまり「退却しない」ことから、トンボは織田信長や前田利家などの名だたる武将たちに「勝利の象徴」として愛されるようになった。

ここから「勝虫」の名が浸透したと思われる。

武将たちの兜(かぶと)、鎧(よろい)、羽織、刀などには、トンボの絵柄を描いたものが多い。

 

現在も子供の「無病息災」を祈る五月人形の兜にはトンボがあしらわれている。

 



さらに、トンボは、戦に勝つという意味から進んで、受験や試合などの勝負事だけでなく、様々な目標を達成するためのパワーをもらうお守りとしても人気だ。

トンボに象徴される「前向きに生きる」という意味は、現代のニーズにマッチしているのかも。

まとめ

バランストンボの作り方はネット上でも多数公開されている。

特に、「爺爺の手習い」さまのブログでは、「竹のバランストンボの作り方」がシリーズでかなり詳しく紹介されている。

重心を決めてバランスをとるのがなかなか大変そう!

器用な方はチャレンジしてみると楽しいかも。

 

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