Contents
有馬温泉ってご存じ?
突然だが、「日本の三名湯」ってご存じだろうか。
答えは、草津温泉・下呂温泉・有馬温泉。
関東の人は、もしかしてあんまりなじみがないかもしれないかな。
でも、関西人なら温泉といえば「有馬」と答える人は多いはず。
有馬温泉は、大阪からも1時間程度で行けるアクセスの良さにくわえて、三名湯の名に恥じないクオリティの高さが魅力。
「おばあちゃんが湯治(とうじ)に行ってる」と、有馬温泉に長逗留する話しは、まわりでも普通に聞いてきた。
湯治とは、温泉地に長期間(少なくとも一週間以上)泊まって、温泉で病気を治療すること
日本最古の有馬の湯
有馬の湯は、日本で一番古いといわれる。
温泉、温泉とわたしたちが、はしゃいでいなかった大昔から、自然に湧き出ていた自然の恵みをたっぷりそなえているのが有馬温泉なのだ。
環境省が療養泉として定めている9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち7つを含んでいる。科学的にも立証された、世界でも珍しい温泉。
だから、
- 冷え性、腰痛、関節痛
- 皮膚病、じんましん、傷、やけど
- 高血圧、心疾患
- 不妊症、自立神経性障害
などの、いろんな不調に効果がある。「気持ちいい」だけでなく、本当に湯治に適した場所なのだ。もちろん、お肌もつるっつるになる。
- 極楽泉源
鉄さび色(金色)で海水の2倍の塩分を含んでいる(約94度)。豊臣秀吉が天下統一を祈って湧いたと言われる。
- 太閤泉
鉄・ナトリウム・塩化物を含み、温度は42度。飲むと食欲増進の効果あり。胃の調子が悪い人におススメ。
有馬の湯は、あの赤銅色がいかにも効きそうなんだよね。
お土産にはいつも買う、カメ印の「金湯」。自分の家のお風呂でも有馬の湯を再現できる。
有馬のお宿
有馬温泉の観光協会がすすめる有馬温泉のお宿一覧。
有馬には泊まってほしい個性的なお宿がいっぱい。その中でも、あえておススメ宿をあげるなら次の3つ。
兵衛向陽閣
CMの「ありまひょうえのこうようかくへ♬」でおなじみ、700年の歴史がある有馬温泉の老舗。豊臣秀吉公が、兵衛の名をつけたという。
中の坊 端苑
欽山
わびさびを追求した数寄屋造りに、京風創作懐石。庭園での蛍狩りなど、憧れの宿。
セレブ(笑)なあなたには是非訪れていただきたい。
ワンコと同伴なら有馬六彩
でも、わたしたちは名高い旅館を横目に見つつ、選ぶなら、「有馬六彩」一択。
だって、有馬温泉でワンコと一緒に泊まれる宿は、ここだけだもの!
絶対、一緒に行くんだワン!
有馬六彩は、東急ホテルが経営する会員制ホテルチェーン「ホテルハーヴェスト」の1つだが、会員でなくても、各種サイトから予約が可能なのでご安心あれ。
ペットルーム利用条件
- 犬と猫のみ
- ペット数は4頭まで
- トイレのしつけがされている生後1年以上のペット
- 無駄吠えをしない
- 日常室内で飼われており、室内での生活に慣れている
- 5種以上の混合ワクチン及び狂犬病ワクチン(犬)、3種以上の混合 ワクチン(猫)の接種済
- ノミ駆除済み
なんと猫も大丈夫!4頭までが嬉しいね!
同伴可能なスペース
- ペットルーム棟内、ペット同伴用エレベーター内、駐車場、ドッグラン(ドッグランは犬のみ)
- 廊下・レストラン・大浴場・中庭等全てのパブリックスペース等へは立ち入り不可
- 外出時は備え付けのペットサークルを利用
- 客室内の浴室・バスタブ、ベッドや寝具の中にペットの立ち入り不可
- ホテル駐車場では、ペットは抱きかかえるかリード装着
- 猫を同伴時はケージ持参
犬が入れるスペースは限られているけれど、ステキなお部屋に同伴できるだけも嬉しい。
大阪からちょっと上った有馬では、雪がふっていることも。のんは生まれて初めての雪に大はしゃぎ。
レストランにワンコは入れないけれど、食事はかけねなく最高!
目の前でローストビーフをカットしてくれたり、お寿司を握ってくれたりと、バイキングも超ゴージャス。
そして、日本三名泉の「金湯」「銀湯」、自家源泉で堪能できる。大浴場ではさらさらの「銀湯」を、露天風呂では鉄分と塩分を多く含む「金湯」を、交互に楽しみたい。
至福のときをワンコとともに是非。