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ワンコがカッカッと咳き込むことがないですか?
わが家のワンコも今年で8歳。
飼い主のわたしたちと同様、立派な中高年になって、淋しいけれどだんだんと老化の兆しを感じるようになってきた。
感覚的には、子犬のときと全く変わらずカワイイ子供のままなのに。
のん、時々『かっ かっ』とまるで痰を吐くみたいな咳をするんだよね。
うちにはオヤジがもう一人いるのか!
この数年くらいの間に頻度が増えてきた空咳(からせき)。
犬のカッカッという咳には、主に以下のような原因が考えられる。
- 急性気管気管支炎(ケンネルコフ)
- 肺炎
- アレルギー(ハウスダストなど)
- 心臓病
- インフルエンザ
家のワンコは、咳をした後にすぐ治まるので「ケンネルコフ」のような呼吸器系疾患ではない(実際に痰を吐いている様子はなさそう)。
そして、「胆泥症(たんでいしょう)」という胆のうに泥状のものが詰まる持病も抱えており、その経過観察も兼ねて、定期的に血液検査も含めた検診を受けているから、心臓病などの重大な病気ではないだろう。
アレルギーも今のところなさそうだが、飼い主のためにもハウスダストやダニを撲滅するべくお掃除は念入りにしなくては(笑)。
ただ、一つ気になることを発見した。
咳は食事の後が多いんじゃない?
もしかして、食べたものがむせてるのかも。
今は完治したけど、わたしは以前に「逆流性食道炎」にかかったことがあり、特に食事をした後、むせかえったり、喉が詰まったりする感じが続いてかなり辛かった。
そのときの改善策の一つとして、「ゆっくり食べる」ことと、「食べてすぐに横にならない」ことを心がけた。
犬の場合、ものすごい勢いでがっついて食べて、食べた後、ごろごろと横になるのはお約束。
この本能は変えられないとして、他に食べ方を工夫させることはできないのかな?
食器の位置で「むせ」や「誤嚥」や「ヘルニア」を防ぐ
いろいろと調べているうちに、食器を置く位置にもヒントがあることが分かった。
これまで使ってきたのは前住ネコからのお下がりの食べ物とお水用のボウル。柄が可愛くてお気に入り。このボウルを二つ並べて床に直置きしていた。
でも、この食器の置き方が、意外と犬には負担になっているらしい。
前かがみになって食べる姿勢は、喉が詰まりぎみになって、胃へとスムーズに食べ物が流れにくく、むせる原因になる。
シニア犬になると飲み込む力も弱まってきて、フードそのものも水分を増やすなどの工夫が必要となってくる。
そのため、食事内容に加えて、食事の姿勢がますます重要となる。
また、プードルでなくても、鼻の短い頭短犬種などは、上からボウル内に頭を突っ込むことになって、鼻からフードを吸い込む誤嚥を招きかねない。誤嚥は人間と同様に、「誤嚥性肺炎」などの重篤な病気につながる。
もう一つ、人間の場合は腰のヘルニアが多いが、犬に多いのは「頚椎ヘルニア」。
首を曲げて食事する姿勢は、日常的に頸椎に負担をかける。頸椎だけでなく、前かがみは足腰にも負荷がかかる。
1回1回は小さな負担でも次第に積み重なっていくものだから、できる工夫はやってあげたいね。
食器台(食器スタンド)もずいぶんオシャレに!
さて、そこで、我が家でも、食事のときの前かがみ姿勢を改善できる食器置きを探すこととした。
ボウル置き型食器台
実際に訪れたペット用品店で見つけたのがドギーマンの食器台。
この製品のよいところは、
- 使用中のボウルをそのまま利用できる/好みのボウルを比較的に自由に選択できる
- テーブルの高さを床から7cm、10cm、13cmと三段階に調節できる
以前のボウルも有効活用できるし、可愛らしい温かみのある形。アメリカンアーリー調のお部屋などにはインテリアの一つとしてぴったりはまりそうだ。
ただ、白木は我が家のリビングに少々不似合いかな。
ボウル嵌め込み型食器台
実際に選んだのがこちらのタイプ。お値段は少々高めだったが、決め手は以下の通り。
- 天然素材使用、天然着色料使用でワンコにも安全。
- シンプルだけど高級感のあるデザイン
- 木材素材だが水は弾くのでお手入れが楽
- 別売りのボウルが白/黒で販売されていて、でフードとお水の区別がしやすい
ダークブラウン(色違いもあり)が床にマッチして溶け込んでいる。
なかなかオシャレじゃない?
以下の2つも気になった商品。
1.MATSUMIのフードボウルスタンド
11色の中から選べる色がどれもポップ!
モダンな黒も、ハイライトに使えそうな赤もいい。テーブルはアルミ製、ボウルはステンレス製でさびないところもポイントが高い。
2.nekozukiの「まんま台」
最後が、岩手の職人さんがこだわって作ったという「まんま台」。
「丈夫で使いやすく、美しく」いというコンセプト通りのセンスが際立った食器台。こちらもステキでかなり悩んだ。
もちろん、今回紹介した製品は犬だけでなく猫でもOK。
S、M、Lとサイズも各種そろっているので、自分の家のペットに合わせて選んでね。
ご飯食べやすくなったし、お水も飲みやすくなったよ!