「石垣島で有名な食べ物は?」と言えば、まぐろ、もずくなどの海鮮類、八重山そば、南国フルーツ・・・とイロイロ挙げられるけど、
何と言っても一番有名なのは「石垣牛」だろう。
その絶品のお味、みなさまにもぜひ堪能していただきたい。
今回は、石垣島に遊びに来た義兄ファミリーと一緒に石垣牛をいただきに行くことに。
アタシはお留守番だよね...。
ところが、今晩行く「石垣屋」はペットもOKなのだ。
みんなで一緒にGO!
Contents
ペットOKの焼肉店「石垣屋」基本情報
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愛犬と一緒に焼肉タイム
ブランド牛のルーツは?
日本各地には美味しいブランド牛がたくさんある。
日本3大(4大)ブランドは、神戸牛、松阪牛、近江牛、(米沢牛)と言われている。
ブランド牛を名乗るにはそれぞれ独自の条件があり、その基準をクリアした牛だけがブランド牛として認められる。
ところが、私たちも知らなかったのだが、全国各地のブランド牛には、石垣島から出荷された子牛が多く含まれているそうだ。
そもそも和牛は、温暖な気候を好む動物らしい。
石垣島や周辺の離島(黒島)には、海風に吹かれたミネラル豊富な牧草地がいっぱいあるからね。
ストレスフリーで良質な牛が育つらしいよ。
石垣島は全国のブランド牛のルーツとも言われているみたいだ。
確かに、石垣島をドライブしていると、至る場所で、放牧されている牛たちに出くわすことができる。
のどかな自然の中でゆったりと草を食んでいる様子は、見る側にとってもストレスを軽減してくれる。
ありがたく感謝していただこう。
「石垣屋」ってこんなとこ
ということで、美味しい石垣牛を食べに5人と1匹でいざ石垣屋へ。
お店の外観は、石垣伝統の琉球瓦を使用しており、沖縄情緒あふれると共に高級感がありオシャレだ。
店内は、掘りごたつの共用フロアと個室フロア(9部屋)に分かれている。
ペットOKなのは個室フロア。
ノンを抱いたまま個室フロアへと向かう。
個室は広々とした掘りごたつ。
スタッフの方が「ワンちゃんは個室の中であれば、歩かせても大丈夫ですよ」と。
焼肉店にかかわらず、石垣島は非常にペットフレンドリーであることに驚く。
ただし、しつけに不安があるワンちゃんは、キャリーバッグなどを持参しておくことをお勧めする。
窓からは、手入れの行き届いた中庭を眺めることができる。
日が落ちてくるとライトアップされて、さらに雰囲気が良い。
私たちは「焼肉セットメニュー」と「特選牛にぎり」を注文。
島内の他の焼肉屋よりは少々お値段がはるが、たとえば、関西の焼肉店やホテルなどで神戸牛をいただくときのことを考えればコスパはかなりよい。
この特選牛にぎりはマストね!
ぼくは断然、特選ロース肉!
スタッフはペット好きの方をそろえているようで、注文を取ったり、お肉を届けてくれたりする度に、声をかけて可愛がってくれる。
ご褒美にと「ささみ肉!」までサービスしていただいた。
最近ちょっと太り気味でダイエット中の我が家のワンコもこの日ばかりはお肉解禁。
大好きなささみを一心不乱にぱくぱく。
こちらのお店は、小型犬だけでなく、中型犬~大型犬も受け入れている。
トイプードルのような小型犬が大半かと思ったが、意外にも中型犬~が数多く訪れるようだ。
焼肉屋に大型犬がOKって驚きだね。
でもお肉に興奮して、食卓が大変なことにならないかな?(笑)
個室のドアを開けるときに脱走注意!(笑)
肉のランクはどう決まる?
実は今回食べたお肉は正確に言えば、石垣牛ではなく美崎牛のA5ランク/BMS10。
店の入り口に、この等級などが書かれた証明書が掲げられているのでチェックするとよい。
ブランド牛を名乗るには、それぞれ定められた基準がある。
<石垣牛の基準>
- JAおきなわの管理。
- 八重山郡内で生産・育成された登記書及び生産履歴証明書を有し、八重山郡内で生後おおむね20ヶ月以上肥育管理された純粋の黒毛和種の、去勢及び雌牛。
- 出荷期間は、去勢で24~35ヶ月、雌で24~40ヶ月の範囲。
- 特選石垣牛:AまたはB/5~4等級
- 銘産石垣牛:AまたはB/3~2等級
<美崎牛の基準(特徴)>
- 農業生産法人有限会社「美崎畜産」が独自に生産、販売するブランド牛。
- 子牛導入時(生後8ヶ月)には、市場に出てくる牛の中からまず、雌牛だけを選び出し、その雌牛の中からさらに血統に但馬(たじま)が絡んだ牛を選び抜く。※但馬(たじま)牛の血統は良質な牛と言われている。
- 導入した子牛はすぐには肥育せず2ヶ月間の準備期間を置く。
- 肥育に使う餌は肥育の期間三段階(前期・中期・後期)に分けて与える。前期ではたんぱく質を多く与え、後期ではカロリー分を多く与えていく。
- 餌は7種類の単品を独自でブレンドし、水は於茂登岳の天然水を使用する。
石垣牛も美崎牛も同じ環境で大切に管理されて良質な牛に育てられている。
違いと言えば、JAおきなわの管理下にあるかないかくらいのようだ。
お肉のランクを決めるのは、BMSという数字。
BMS・・・ビーフ・マーブリング・スタンダードの略。
「脂肪交雑」を評価するための基準で、赤身の肉にどれだけ霜降りが入っているかを表している。
等級 | 霜降りの度合 | BMS |
5 | かなり良いもの | No.8 – No.12 |
4 | やや良いもの | No.5 – No.7 |
3 | 標準のもの | No.3 – No4 |
2 | 標準に準ずるもの | No.2 |
1 | 劣るもの | No.1 |
A4とかA5とかは結構聞くけど、BMSって気にしたことなかったな。
霜降り度合いは、このBMSを見たらよく分かるんだね。勉強になった。
今日食べた美崎牛はBMSが10。
10以上のお肉はめったに食べられないというから今日は超ラッキーだった!?
大阪でペット同伴可の焼肉店はあるか?
大阪市内でもペット同伴で焼肉を食べられるところがあるのか、気になって調べてみた。
条件付きながら、何店舗かあるようだ。
① 山咲亭 (大阪市淀川区西中島3-11-24 新大阪第11山よしビル1F)
- 小型犬のみ可能
- キャリーバッグが必要
- 土・日・祝日のみ可能
② 京橋 Beef Style あか里-AKARI- (大阪市都島区東野田町2-9-11)
- キャリーバッグが必要
③ JUNGLE Namba (大阪市浪速区難波中1-12番地先)
- テラス席のみ可能
④ 焼肉・ホルモン いっせん (大阪市中央区南船場3-6-25 IBC心斎橋east1F)
- テラス席(1席)のみ可能
まとめ
今回は、ラッキーなことにペット同伴可の焼肉屋を見つけることができた。
しかも、小型犬~大型犬まで、ノーキャリーバッグ&ノーリード可という信じられない寛容さに驚いた。
石垣島の飼い主さんたちや、犬連れの観光客の方々も一度訪れてもらいたい、雰囲気もお味もサービスもGOODなお店だった。
ペットに寛容な離島ならではのスペシャルな思い出が作れるはずだ。
さすがに都会では、ノーキャリーバッグ&ノーリード可の店舗はほぼないだろう。
でも、大阪にも条件付きでワンコOKのお店があることが分かったので、機会があれば訪れてレポートしてみたい。