災害時のこと、考えてる?
1995年、阪神・淡路大震災を、大阪の地で体験した。わたしの住んでいる街は震度6のわりに、大きな被害を受けなかった。でも、当時働いていた会社の同僚や友人たちの中には、住む場所を奪われたり、通勤の足を失ったり 、生活の基盤から大きなダメージを受けた。
そのころはネコもイヌも飼っていなくて、ペットと災害について考えるにいたらなかったけれど、今、大地震が起ったら、ワンコを抱えてどうしたらいいんだろう。
わたしたち家族だけでなく、ちゃんとワンコの備えもしなければ。安心して爆睡するためにね。
避難するときに起こりそうなこと
阪神大震災から、東北、熊本と、日本各地で大きな地震が発生している。ここは大丈夫!と自信をもって言える場所は、地震大国日本では少ないかもしれない。
慌て者のわたしは、地震が起こると、アワアワしてパニックを起こしそう。マンションが倒壊したり、火災が発生したり、という直接的な原因じゃなくて、逃げようとしてすっころんだり、抱きかかえようとして落としたりして、自分もノンも殺しちゃうんじゃないかと不安。
パニックを起こすと、人は思ってもみない行動をとることがある。飼い主がそうなら、ペットはそれ以上。飼い主と犬とが安全な避難場所まで無事にたどりつくには、ふだんの心がけとシミュレーションがだいじ。そのためには、キャリーバッグやケージに慣れていること、が必須だ。
そして、無事に避難場所に着いたとしても、警戒してほえ続けたり、勝手にオシッコやウンチをしてしまうワンコは、みんなと暮らすことはできないし、犬自身もストレスを感じて苦しむことになるだろう。
人間と同じく、避難所や、動物用の避難施設では、不特定多数のワンコと接触し、ストレスで免疫力も低下する。それに備えて、ワクチンなどの予防接種、ノミやダニの駆除もすませておくことは 当然だ。
行っておくべき「しつけ」と管理
災害時に役立つことをまとめておく。
<ワンコ&ニャンコ編>
オシャレと機能性を兼ね備えたキャリーバッグを1つご紹介。
大切なペットとの「いつも」の暮らしを、「もしも」の時も守っていきたい。
をコンセプトに、動物福祉を科学するペット×災害のスペシャリストが、災害時の様々なシーンを考慮した多機能性と特殊構造にこだわった避難キャリーの決定版、通院・災害時でもペットを思いやれるリュック【ペットキャリー GRAMP】。