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トイプードルの「脱臼」が怖い!
小型犬、特にトイプードルは、「膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)」にかかりやすいと言われている。
「膝蓋骨脱臼」は、後ろ足の「ひざのお皿」の部分がずれて(外れて)しまうこと。
その原因は、外傷や先天的な異常と言われている。
皆さまのお宅のプードルちゃんはぴょんぴょん飛び、しませんか?
見てるのはとっても可愛いけど、膝には負担がかかってそう。
これが繰り返されるといつか脱臼しちゃうかも?
アラフィフのわたしも、無理をするとすぐに膝が痛くなる。毎日の生活に影響するから、膝は大事なんだよね。
膝蓋骨脱臼のレベル
膝蓋骨脱臼のレベルは以下のとおり。
- グレード1:脱臼後も自然に正常に戻る。関節を押すと外れ、押すのを止めると元に戻る。飼い主が留守中に脱臼していることもあるので、気づかれないことが多い。
- グレード2:ときどき足を引きずるように歩いたり、つったりする。外れてしまったら、手で元に戻してやらなくてはならない。ここで放っていると、骨の変形などに進行することがある。
- グレード3:ふだんでも脱臼していることが多く、治してやってもすぐに脱臼するので、脱臼した足が上がったままになる。
- グレード4:常に脱臼した状態で、手では戻せない。治すには手術しかない。
我が家のワンコは脱臼したことはないけど、検診のときに、
「少し膝がゆるいね」
と指摘されている。
それに、ピョンピョンと跳ねる癖がなかなか治せなくて、脱臼がすごく気になる。
家の中でできる予防法
脱臼と診断されたときは症状を進行させないように、そして診断されていないときも、うちのなかでできる対策はいくつかある。
1.肥満を防ぐ
膝蓋骨脱臼を引き起こす1番の原因。カワイイからといって、つい食べさせすぎるのは厳禁。
1週間に1回は体重測定をしよう。たとえば毎週月曜日の朝は体重を量る日、と習慣づけておくといいね。
2.滑りにくい床にする
滑りやすいフローリングはコーティングしたり、じゅうたんを敷いたりする。
ズルッと滑っていくのを避けるために、足の裏の毛も伸びすぎないようにトリミングも定期的に通う。
3.段差を避ける
チワワは高さへの恐怖心があまりなく、高いところから飛び降りることがあるらしい。
チワワやトイプードルは、10~20センチほどの高さでも飛び降りて骨折することがあるらしいよ。
いずれにせよ、
「足に負担をかけない」
ことが何よりもだいじ。
我が家の予防法
段差を避けるため、我が家では、ソファーやベッドなどの段差のあるところには、ジャンプさせないようにミニ階段を設置している。
ジャンプが大得意だったネコと暮らしていたときは、階段が必要になるなんて想像もしていなかった。
でも、ワンコ用階段って意外とインテリアとしてもカワイイ。
ソファーには、レザータイプの階段がオススメ。掃除も拭くだけなので手入れが簡単。
寝室にも階段を設置した。こちらは布製でベッドにはしっくりくる。簡単に洗えるので清潔を保てる。
でも、軽いので上り下りするときは動いてずれてしまうところが欠点。
気になるときは安定感がある革製がおススメ。
バリアフリーは人間だけじゃないのだ。