猛暑の夏はおススメしたいサマーカット
日本ってもう亜熱帯?
ここはインドか?と間違えるような大阪の夏。
ヨーロッパ生まれのトイプードルには辛いよね~。
ということで、わたしは夏は必ず
「サマーカット」
と言っても実は年中、サマーカットなんだけどね。
その理由はまた後で。
サマーカットってどんなカット?
「サマーカット」ってどんなカットなんだろう?と疑問に思う人もいるかも。
実は、サマーカットという決まったスタイルがあるわけではない。
つまり、この名前が示すとおり、夏にぴったりの短めのショートカット全般を指す。
でも、ショートカットと言っても、どんなふうにオーダーすればいいのか迷うよね。
雑誌や写真をもっていって、こんな風にお願い、という人が多いかな?
でも、mm(ミリ)で注文すると分かりやすいよ。
ミリメートルの単位でカットするのに使われるのが、バリカンかハサミ。
どちらでもカットできるけど、皮膚が弱い子は、バリカンよりも繊細なハサミの方がおススメ。
ただし、ご想像通り、一気に刈れるバリカンに比べて、ハサミでのカットは熟練の技が必要だし、手間もかかる。
そのため、「全身ハサミでお願い」という場合、プラスアルファのお値段が要求されることも。
身体はバリカンで刈ってしまうのがふつうなようだ。
わが家の場合、身体はバリカン、顔周りはハサミ、というミックス。
バリカンでミリ単位の注文
バリカンでのミリ単位の調整は、バリカンの刃を交換することで簡単に実行できる。
たいていのサロンでは、同じような替刃を使っているので、ミリでのカットの雰囲気を分かっていれば、どのサロンに行っても同じように伝えることができる。
最も広く使われているメーカーの「スピーディク」では、0.1mm、0.5mm、1mm、2mm、3mm、5mm、6mm、8mm、9mm、10mm、11mm、13mm、16mm、P(プードル用)の14種類の刃が用意されている。
このうち5㎜程度までが「サマーカット」にあたるようだ。
耳と脚の一部以外は、5㎜カットにしたのがこんな感じ。
5㎜以下というと、ほとんど地肌が見えるくらいになる。
1㎜などの場合は、もうほとんど毛がなくなるくらい?!
最後に
バリカンでのカットはスピードアップになるので、トリミングが負担になる特にシニア犬にはおススメだ。
サマーカットにしておくことで、毛玉もできにくく手入れが楽になるし、自宅でのシャンプーも簡単になる。
ただし、直射日光が地肌に当たるため、夏といえど、洋服を着せるのは必須。
一見涼しそうに見えても、日光や、ノミダニなどの虫にやられてしまう可能性がある。
皮膚が敏感で薄いトイプードルは、適切な毛の長さをトリマーさんに相談してほしい。