カフェ百花で愛犬とランチ
大阪の茨木市は、北摂の中ではなぜかオシャレなカフェが少ない街。
そんな中、JR茨木駅から数分歩いた住宅街の中に、地元では有名な「百花(moka)」という古民家を改装した雰囲気のいいカフェがある。
近くを訪れることもあったけど、ペットNGと思い込んでいて通り過ぎるだけだった。
ところが、テラス席はペット可という情報を仕入れ、さっそくワンコを連れてランチに行ってきた。
アクセス&駐車場
JR茨木駅東口から市役所方面(東)に向けて150mほど行くと、「鉄板焼きのした」の看板が見える。
その角を左折して、車がギリギリ通れるくらいの細い道をたどると30mくらいで到着。
ちなみに「きのした」はお笑い芸人のTKO木下さんのお兄さんが社長を務める鉄板焼きチェーンの1つで、コチラも特に若い人たちに人気。
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お店の前が駐車スペースとなっていて3台が駐車可能。
この日、全員が徒歩客のようで駐車している車はゼロ。
趣きある外観と小庭
写真からもお分かりのように、築100年以上の古民家を改装したカフェで趣きがある。
夜になるとライトアップされて一段と雰囲気がアップ。
ただ、実際に近づくと、ところどころ壁がはがれたり、屋根亙も壊れているところがあるが、それが一種の味わいをかもし出している。
駐車場の奥に小庭が広がっており、そこにワンコOK のテラス席が設けられている。
パラソルを広げた席に陣取る。
ジリジリと太陽が照りつける真夏だと辛いが、庭に風が吹き通る春や秋は、解放感がある外のテラス席もオススメだ。
ギャラリーのある店内
雰囲気のある上がり口から店内へと入る。
天井を取り外した高天井は、梁がむき出しなのがいい。
庭も含めて昔ながらの素材をそのまま活かして改装し、調度品もそれに合わせてスタイリングされている。
どこか懐かしい「田舎のおばあちゃんの家」という風情。
店内は、「カフェ部屋」、「特別個室」、「ギャラリー部屋」の3つに分かれている。
「カフェ部屋」からは小庭とテラス席が見える。
書籍や雑貨などがたくさん陳列されており、落ち着ける空間が広がる。
この日のお客さんは9割以上が女性。
カフェスペースの奥にあるのが「特別個室」。
もう一つの中庭が見える静かな空間で、会議や商談にも利用されるらしい(1時間1,000円のルームチャージ有り)。
以前わたしは、ベビーカー同伴の友人たちとこのスペースを貸し切ったことがある。
他の席とも離れていて、空間にも余裕がある部屋なので、ママ友たちが子供を連れて集まるのにもぴったりだ。
ギャラリー部屋では、イベントごとにいろいろな展示が行われている。この日は絵画と小物の展示販売が行われていた。
2階はデザイン会社のオフィス。このカフェのセンスの良さはどうやらそこに由来するようだ。
料理はスイーツと飲み物中心
さて、散歩の後で立ち寄ったせいでお腹がペコペコ。早速ランチを注文することに。
メニューを広げると、ドリンクやスイーツはいろいろな種類があるが、料理の品数は少ない。
ランチの「スパイシーチキンカリー」と「タコライス」の2種類(850円)と、ライトメニューの「ホット・サンド(ハム&チーズ&トマト)」(650円)の3つから選ぶしかない。
食事をするというよりも、スイーツと飲み物を楽しむという前提で訪れた方がいいかも。
ということで、オトンはチキンカリー、オカンはホット・サンドを注文。
カレーの量が少ないなぁ~。味も今ひとつかも。
ホット・サンドは美味しいけど、わたしもちょっと量が足りないわ。
雰囲気がとてもいいだけに、ランチも期待しすぎて、少々残念な結果に。
ただし、これに100円プラスするだけででアルコール以外の飲み物が選べるのはGOOD!
最後に
大通りから少し入った住宅街の中に突然現れる「古民家カフェ」。
ギャラリーや個室があるのも面白い。
長時間気兼ねなくのんびり過ごせて、一人ふらっと立ち寄るのにも、友達同士で話し込むのにもいいよね。
もちろんワンコ連れのお散歩中の一休みに訪れるのにも。
こんなカフェが北摂にどんどん増えると嬉しいのだけど。
ただ料理をしっかり食べたい人には、ちょっと物足りないのでご注意。