公共機関への補助犬の立ち入り
「身体障害者補助犬(ほじょ犬)」には、盲導犬、介助犬、聴導犬とがある。。
「身体障害者補助犬法」という法律では、公共機関、公共施設、スーパーマーケット、レストラン、ホテルなどの不特定多数の人々が出入りする場所に、補助犬を同伴して入ることができるように定められている。
こんな「補助犬マーク」、街中でも目にすることがあるはず。施設やお店にこのマークが掲げられていたら、安心して犬を同伴できるね。我々も犬と飼い主とを暖かく迎え入れてあげよう。
公園もペット禁止なの?
そして、こんなペット禁止のマークもよく目にすることと思う。百貨店やコンビニ、多くの公共施設は補助犬/介助犬以外の犬の立入が禁止されている。え、こんなとこまで?と思う場所でもマークが貼られていてがっかりすることも多々ある。その一つが公園。
心を休め、快適な時間を得るために市民が訪れる公園を、ノーリード、ウンチの放置、無駄吠え、などで、マナーを守らない飼い主が汚したり、乱したりしてしまうケースがあるのは否定できない。禁止になったのはそれなりの理由と訴えがあったのだろう。
その一方で、市民として住民税を納付しているのだから公共施設を利用できないのはおかしい。マナーを犯すのは動物だけなのか?という意見も。喫煙者やモンスターペアレントの場合のように、一部の目立った人だけを挙げて、ワンコを排除してしまうのも短絡じゃないかなとも思う。
「地域猫」と同じく、難しい問題だね。
銀行や郵便局は?
さて、タイトルの銀行や郵便局。私が利用する範囲では、意外にも「ペット不可」マークが掲げられていない。最近はネットバンキングがほとんどだけど、手数料の節約のために、給料の振込みや入出金などの仕事関連で、銀行や郵便局には月何度か訪れる。
さすがにリードで歩かせることはなく、キャリーバッグに入れてお供させている。
何年も出入りしていて、今さら
「大丈夫ですか?」
と尋ねるつもりもないけど、常連さんとして、行内で「ワンコの○○社」として申し送りされているのだろうか。
バッグに入れられると、ワンとも言わず、じっと顔だけ覗かせているので、周りの人々はぬいぐるみだと信じていることも多そう。実際に新しい窓口さんに当たったりすると、途中で気づいてギョッとした顔をする。反応するのは良くないというルールでもあるのか、(「犬、犬だよね・・・」)という心の声だけが聞こえる。驚かせてごめん。
時折利用する某銀行は、入口の警備員さんもプードル飼いで、いつも挨拶して可愛がってくれる。いい銀行だ、振込先変えようかしら、と思いつつ、諸事情でそこに至っていない。
かわいいキャリーバッグをそろえておくと、面倒な銀行周りも少しるんるん。
犬は嫌な人には、迷惑なんですよね?
この間 犬をカートに入れて 郵便局、銀行に行くと 皆 可愛いと言って 犬が人気者になっていました。銀行の方もカートを持ってくれたりと とても親切でしたし甘えてましたね。反省です。流石に薬局には連れて行かなかったけれど、出来たら 散歩ついでに色々な場所に 立ち寄れたら 嬉しいです。
カートに入れていると問題ないとずっと思っていました。電車はキャリーバックなどに入れて、別料金を支払いすれば、許されるから。銀行や郵便局も同じかな?と思っていました。嫌いな人がいる事を忘れていました。反省します。皆アレルギーとかも無くて、動物が好きな人ばかりなら 良かったけどね。私が虫が嫌いな様に、犬が嫌いな人には 連れて行って良いの?とか やはり思いますよね?
唯一堂々と連れて行けるのは、近所のホームセンターです。中に動物病院があるから。
犬連れでも良いように。外から犬が見えない上に 外に犬の菌が漏れない清潔なカートかキャリーバックを誰か作って下さい。
出来たら、カートの方が腕が痛く無くて良いですね。よろしくです。
犬の鳴き声も聞こえない様な、夏は涼しく、冬は暖かい物が理想ですが?
でも、無理かなあ。汗
コメントありがとうございます。
仰られるように、中には動物が苦手な方やアレルギー体質の方もおられるので、特に密集するような場所では気をつけないといけませんね。
私も少し反省しています。
私は全身を隠すときには、ペットケージかスリングの口を閉めていますが、確かに臭いは出てしまいますね、、、
郵便局だから、銀行だから、ということではなく、その店舗が許可しているかどうかではないでしょうか?
私の最寄りの郵便局はかなり昔からペット禁止マークが掲げられています。また、その情報はHPなどでは公開されていません。
コメントありがとうございます。
確かに仰られる通り、店舗によって対応が異なるのかもしれませんね。
犬アレルギーや苦手な人もおられるので、最近は「ペット可」の確認が取れる店舗のみ利用するようにしています。
あくまで個人的な感想ですが
日本は公園などの公共機関管轄の場所から航空機も含めてペット不可の範囲がとても広いように感じます。理由は皆さんがおっしゃる通り、アレルギーの方や動物嫌いな方に配慮して、というものなのですが…。
日本に比べてて欧米諸国、特にヨーロッパは公園が犬連れNGのケースはほぼないし、多くのレストランがペット同伴はOKだし、バスや電車にもペットは堂々と歩かせて一緒に乗ってきて良い仕組みです。ホテルのロビーにも大きなジャーマンシェパードが飼い主さんの足元で寝ているのを見たことがあります。
でも、日本人だけがアレルギーが酷いとも思えません。日本だけ動物嫌いな方が多いのでしょうか?
何か日本は世界的に見て、動物に冷たい国に感じて、動物嫌いな方への配慮やアレルギーの方への配慮に、過度な対応をしているように感じました。
おそらくですが、日本はまだ昔(昭和以前)のペットは家族でなくて、「外で飼育すべき畜生」と考えられた時代の感覚の方が、多いために「畜生に同じ空間を共有させるなんて」という差別もある気がします。
世界的な潮流は明らかに変わってきています。動物は飼い犬や飼い猫から、コンパニオン、家族のメンバーとなりました。
そろそろ日本も動物蔑視の感覚から脱皮していけたら良いのにな、と思います。
Mina 様
こんにちは。
貴重なご意見、ありがとうございます。
仰られる通り日本は欧米に比べるとペットに対する考え方が少し違いますよね。
昔からのことわざでも「犬畜生」とか「負け犬の遠吠え」とか「犬にも劣る」とか言われますが、
日本では昔から長年に渡り犬を見下していたんでしょうね。
最近では愛護法も改正されてペットショップ規制なども強化されました。
殺処分数も年々少なくなってきています。
徐々にですが、動物愛護の考え方が広まってきているように感じます。
文化の違いも有るので、欧州とイコールにはなるのはなかなか難しいのかも知れませんが、
少しでも近づいていって欲しいですよね。