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犬の先進国アメリカではシューズが常識?
真夏、散歩に行こうとすると、日が陰ってきてもアスファルトがまだ熱い。
ワンコの脚にはやっぱり土や芝が気持ちいいことが分かっているけど、街中に住んでいるのでアスファルトの舗道を避けて通れない。
正直なところ、雨上がりの散歩の後は、足についた汚れを取るのが大変。
みんな、どんなふうに手入れしてるのかな。
ワンコのプレゼントを買いにいったとき、その脇にちょこんと置いてあるのに気づいた。
ワンコ用のソックス(シューズ)!
日本では、犬用のシューズはまだ普及していないけれど、なんと、靴の販売数から計算すると、アメリカでは4分の1の犬が靴をはいているらしい。
人間の赤ちゃんや子供に
「脚が冷えるからソックスはかせなさい!」
というのを聞くけど、ワンコにはどうなのかな。
「犬も脚が冷えるの?」
「気持ち悪いと嫌がらないかな?」
「家の中でも履かせてるのかな?」
いろんな疑問が沸いてくる。
クリスマスにぴったりの赤い靴下。とりあえず買って帰った。
犬にソックスや靴を履かせる理由
はたしてワンコにソックスや靴を履かせる意味は何だろう。いろいろと調べてみた。大きくは次の5つ。
1.ケガの予防
夏は焼けたアスファルトの舗道、冬は滑りやすい雪道で、肉球は軽い火傷や凍傷のような症状にかかる可能性がある。
アウトドアで山や川遊びに出かけるときも、肉球に何かが刺さってケガをしてしまうことがある。
2.アレルギーの予防
アレルギー持ちの皮膚の弱い犬は、除草剤などの薬剤や刺激物でアレルギーを発症することがある。
3.病気や介護のとき
ケガをしてしまったとき、エリザベスカラーのように、ワンコが自分で患部をいじったり、なめたりして悪化させるのを防ぐ。散歩のときも患部を守る。
老化で足を引きずるようになってしまった老犬も肉球を痛めずにすむ。
4.関節の保護
トイプードルで一番心配なのは膝蓋骨脱臼などの関節の病気。
ツルツル滑るフローリングは危険信号。フローリング対策をとっている飼い主さんは多いが、家の中を走り回る時間は、滑り止めのついたソックスを履かせておくのもよい。
5.災害のとき
起こらないことに越したことはないけど、もしものときは、靴を履かせて避難する。
最近は地震も多いので、ワンコ用の緊急避難グッズに靴も加えておくべき。
ソックス初チャレンジ!
店員さんは、
「慣れるのに時間がかかる子もいますから・・・」
と言ったので、1日何分かだけ履かせて慣らせよう、とドキドキしつつ初チャレンジ。
下にわたしが店舗で買った商品を紹介したけど、ぱっと見はずいぶん小さく見えるので、サイズ選びにはご注意。
我が家のワンコ(トイプードル2.5kg)の場合、3S。
履くときは「前足」から。ぎゅーっと引っ張って広げて、シューズの先まで足を入れることがキモ。
両者とも慣れないせいか、履かせる際に数分間苦闘した。練習してもっとスピードアップさせる予定。
爪が引っかかりやすいので、爪もきちんと収容されているかどうかを確認。
マジックテープでしっかり固定されるので脱げる気配はない。
なんだかキモい(笑)。
変なもの、履かされた!
と騒ぎ始めたけれど、初日にして割となじんでいる模様。
大はしゃぎして走り始めたとき、いつもならツルッとしてしまうところが、滑り止めのゴムのおかげで、キュッとストップできている。
これが上手くいくと、お散歩後のお手入れもずっと楽になることも間違いない。
どんなしつけとも同じように、嫌だという気持ちを植え付けてしまってはダメなので、シューズは楽しいものと思わせるようにたくさん褒めてあげることが大事。
したがって、本日の自宅トレーニングは1時間で終わり。数日後には、お散歩デビューできるかな。
はい、お座り。
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