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出石(いずし)は犬に優しい街だった!

兵庫県の北部にある「出石町」は、関西では「但馬の小京都」と呼ばれる城下町。

名物の「出石そば」でも有名な町。

おもむきのある歴史ある町を散策し、オイシイおそばを食べようと、ワンコ同伴でお出かけしてきた。

神戸を代表として兵庫県はペットを飼っている人が多い気がする。

ここ出石町でもたくさんのワンコたちに出会った。

 

出石町MAP

住所・アクセス


<住所>
兵庫県豊岡市出石町内町

<アクセス>
大阪より--高速道路(中国自動車道~舞鶴若狭道~北近畿豊岡道)を経由して「日高神鍋高原IC」を降りた後、国道482号線を北上。

合計で約3時間、と関西からの日帰りプチ旅もできるよ。

駐車場

公営駐車場は4箇所ある。

いずれも軽・普通車1日1回400円と良心的なお値段なのが嬉しい。

  1. 大手前駐車場・・・中心街にあり一番便利
  2. 出石支所南駐車場・・・中心街にあり便利だが、市役所開庁日は原則不可なので注意が必要
  3. 西の丸市営駐車場・・・中心街に近く便利
  4. 鉄砲市営駐車場・・・中心街から少しだけ歩く

 

「出石そば」とは

出石そばの特徴は、小皿に盛りつけた皿そばを、「噛むな・休むな・味わうな!」とかけ声をかけながら飲み込むこと(嚙まないのだ)。

毎年4月の桜まつりの時期には、「出石名物そば喰い大会」が行われている。

この時期に合わせて観光できれば楽しさも倍増しそうだ。

 

出石そば

 

 

おかんおかん

ちなみに今年のチャンピオンは、持ち時間10分でなんと110皿も食べたみたいだよ!

すごい量だね~。

 

~但馬國出石観光協会HPより~

江戸時代中期の宝永3年(1706年)に出石藩主松平氏と信州上田藩の仙石氏(仙石政明)がお国替えとなりました。

その際、仙石氏と供に信州から来たそば職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ、誕生しました。

現在は割り子そばの形態をとっており、この形式となったのは幕末の頃で、屋台で出す時に持ち運びが便利な手塩皿(てしょうざら)に蕎麦を盛って提供したことに始まったと言われています。

その後、出石焼きが始まり白地の小皿に盛る様式が確立されました。

 

おとんおとん

出石そばの原形は信州から伝わったんだってね。知らなかった。

ちょっと調べてみたら、「そば粉」の生産量は、圧倒的に北海道が多くて第1位。

長野県は第2位、第3位が茨城県なんだって。少し意外だね。

 

この出石そばには、食べ方に独特のルールがあるようなので、頭の片隅に置いておこう。

<基本ルール>

  1. つゆだけの旨みを味わう
  2. そばとつゆだけで麺を味わう
  3. 薬味として葱、わさびを入れて、さっぱりと食べる
  4. 山芋、卵を入れて、違った味で食べる
  5. 最後は、そば湯で締める

犬同伴なら出石城山ガーデン

ここ出石には50店以上もそば屋があるらしく、どこに入ろうかと迷ってしまう。

それぞれお店の外観にも個性があり、麺やおつゆも研究を重ねて独自の味を追求しているらしい。

事前にお目当てのお店を探して決めておいた方がいい。

食べ比べもイイかもね!

 

出石のシンボル辰鼓楼(しんころう、日本最古の時計台)を観ながら食べられるのが、名店「鸛屋 (ツルヤ)」

ロケーションは抜群で、優雅な気分でおそばをいただける。

関連ランキング:そば(蕎麦) | 豊岡市その他

 

鯉が泳ぐ「鸛屋 (ツルヤ)」横の池

 

ただ、わたしたちが選んだのは、「出石城山ガーデン」

 

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というのも、こちらのお店は、レストランホール内はペット同伴NGだが、個室(そばつづり)か玄関横テラス席であればペット同伴可なのだ。

 

「そばつづり」外観

 

数多くのワンちゃんが訪れていて、ワンちゃんのちょっとしたコミュニティスペースになっている。

 

 

「そばつづり」店内

 

店員の方々もペットに慣れており、温かく迎えてくれた。

 

抱っこされてご機嫌のノン

 

もちろん、お味も文句なし。

上で紹介した食べ方のルールにしたがって、おそばそのものの風味を味わい、薬味とのコラボを楽しみ、山芋と卵を投入した後、そばつゆでシメ。

1人前5皿だとちょっと物足りないので、追加するか、事前予約の食べ放題コース(2160円/1時間)にするのがオススメ。

そば打ち体験コースもあるよ!

 

出石そば1人前コース

 

もう1つありがたいのが、併設の駐車場が広いため、そばを食べた後は出石町の散策程度であればそのまま無料で駐車ができる。

場所は西の丸市営駐車場の近くなので、中心地にも近くて便利だ。

出石城跡と町並み

出石城跡と朱い鳥居

出石城登城橋

 

~ウィキペディアより~

出石城跡--

1604年(慶長9)、小出吉英により有子山城の山上の丸および天守部分が廃され、有子山城山麓の郭および館のみを出石城と命名し、幕府に居城として届けた。

それにともない平地に、堀で囲まれた三の丸が築かれ、下郭、二の丸、本丸、稲荷丸が階段状に築かれた。

城主の居館も成り、このとき城下町も整備され、出石の町並みが形成された。

 

城跡には天守閣はないが、その代わりに「復元された櫓(やぐら)」*が建っている。

*櫓(やぐら)とは、城郭内に防御や物見のために建てられた仮設または常設の建築物のこと。

 

出石の古い町並みとうまく調和していて、静かに城下町を見守っている。

 

復元された櫓(やぐら)

 

そして階段を少し上り展望広場に出ると、すぐに視界が開けてくる。

町もこじんまりとしており、ビルなどもほとんどないので、城下町全体を見わたすことができる。

城跡内はペット同伴ができるので、ぜひ一緒に上って、出石の町並みをワンコと眺めていただきたい。

 

城跡の脇には、稲荷神社へと続く階段(157段)に朱い鳥居が37基続き、神秘的な美しさを見せる。

外国人観光客にとっては、この日本の朱い鳥居がとても珍しいらしい。

でも、わたしたち日本人が見ても、心をグッとつかまれる光景だ。

 

下から見上げた鳥居

 

上りきった後に下を見下ろすとちょっと怖いね。

 

最上段から見下ろした鳥居

 

~ウィキペディアより~

稲荷神社--

出石城最上段の本丸のさらに一段高い場所にある曲輪稲荷郭に1604年の築城時から現在地に鎮座する城の鎮守である。

城郭内にありながら、江戸時代から身分を問わず参詣が許可されていたとされる。

有子山(ありこやま)城跡--

天正2年(1574年)、山名祐豊が築城したが、天正8年(1580年)、羽柴秀吉の攻撃を受けて城は落城した。

関ヶ原の戦い後の慶長9年(1604年)、小出吉英が山麓の館および郭のみを出石城として建築し、山頂部分の有子山城を廃城にしたとされる。

 

 

階段を上りきると、「稲荷神社」が姿をあらわす。

ここも、出石の町とともに、遠くの山並みまでもが見わたせる絶景ポイントだ。

ワンコと一緒に神様にお参り。

 

稲荷神社

 

稲荷神社から見わたす光景

 

神社横からは「有子山(ありこやま)城跡」へと続く登山道の入口がある。

城跡へは1時間40分の登山道で、かなり険しい箇所もあるようなので、登るには相当な覚悟と準備が必要だろう(笑)。

山頂からの眺望も経験してみたいけど、わたしたちは今回、ここでストップ。

 

有子山登山口

 

おとんおとん

今となっては歴史遺産の観光地だけど、昔は戦いの連続だったんだね。

竹田城跡もそうだけど、このあたりは山城が多いねー。

 

そして、出石城跡のかたわらには、「諸杉(もろすぎ)神社」という神社が静かにたたずんでいる。

江戸時代には城主の小出氏・松平氏・仙石氏らが崇拝していたとのこと。

 

諸杉神社

昔のたたずまいを残す町並み

城下町は昔のたたずまいが多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。

町の中にはいろいろ名所があり、1時間~2時間くらいで一周できる。

途中のお土産屋さんにも立ち寄りながらペットと散策するにはちょうどいいコース。

 

お土産屋が並ぶ道

 

この日も散歩中のワンちゃんとすれ違いざまにご挨拶しながら、1時間強の散歩を楽しんだ。

地元のワンちゃんも多いようで、町全体に犬にフレンドリーな雰囲気が漂っている。

 

トイプードル同士のごあいさつ

 

<辰鼓楼(しんころう)>

出石のシンボル的存在の辰鼓楼(しんころう)は、88年ぶりの「平成のお色直し」中。

2017年11月には新しい姿が披露される。

 

辰鼓楼(しんころう)--

明治4(1871)年に建てられた当時、太鼓で時報を告げていた。

10年後に地元医師が大時計を寄付して時計台となった。

土台の石垣を含めると高さは約20メートル。

現在は3台目の時計が時を刻んでいる。

 

改装中の辰鼓楼(しんころう)

 

<出石藩家老屋敷>

パネルになっているのは、出石藩仙石家藩主の仙石権兵衛秀久公。

通称「ゴンベエさん」はなんとあの稀代の大泥棒、石川五右衛門をとらえた人物なのだ。

 

家老屋敷

 

また、出石の町は、季節毎のイベントも多くあるので、この時期に合わせて観光するのもいい。

  • 春・・・桜祭り、そば大食い大会など
  • 夏・・・盆踊り大会、ほたる観賞など
  • 秋・・・秋祭り(※1)、お城祭りなど

秋祭り(※1)・・・17mの棒がぶつかりあうという迫力満点の「喧嘩だんじり」。

まとめ

出石町は、出石城跡、時計台の辰鼓楼、城下町、がマッチしていて、町全体から歴史を感じられるとても素敵な場所。

 

おかんおかん

出石はふらっと立ち寄って、気軽に観光できるちょうどいい大きさの城下町。

それになんと言っても、ペットと一緒に名物の出石そばを食べられるというのがうれしい。

みなさんもわんこを連れて訪れてほしいな。

 

 

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