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我が家のノンは今年の8月で満10歳を迎える。

未だにドッグランに行けば全力で疾走し、食欲は人一倍旺盛で食いしん坊。

持病の「胆泥症」に加えて、転倒して頭部打撲による「失神」2回(笑)、鎮痛剤を誤飲した急性不調、度々の「嘔吐」と「血便」などの修羅場を経験してきた!

 

しかし、すごいスピードで回復するのを見ると、本当に動物の生命力には驚かされる。

10歳目前のノン

 

今回は、嘔吐と血便について改めて調べてみた。

一代目のん一代目のん

嘔吐と血便はたまにやりますよ。

 

犬の嘔吐と血便のわけは?

嘔吐したときは

 

犬は基本的にたびたび嘔吐する生き物なので、必要以上に慌てることはない。

  • 透明、白色~黄色の嘔吐であれば、一過性の場合が多い。
  • けれども、血が混じっていたり、茶色、黒色などの場合や明らかに元気が無い場合は、要注意信号。病気の可能性があるので、病院で診察してもらった方が良い。

 

我が家の嘔吐体験についてはコチラの記事を参照↓

 

血便が出たときは

 

血便も同じく犬にはよくある話なので、これも必要以上に慌てることはない。

  • 便に多少の血が混じっているが、あまり様子には変化が無い場合は、1~2食ごはんを抜いて様子をみよう。

我が家では2~3ヶ月ごとに少量の血便が出るが、翌日にはすっかり治っている。

  • 便に血の量が多い場合、明らかに様子がおかしい場合、血便が繰り返される場合などは病院で診察してもらった方がいいだろう。

 

我が家の血便体験についてはコチラの記事を参照↓

 

突然、嘔吐と大量の血便が!~その時どうする?

深紅の血便

このように、ワンちゃんには「嘔吐」と「血便」はつきものだが、先日我が家のノンに危機が迫った。

 

元気そうに見えるノンだが、、、

 

<実際に起こった症状>

1.普通にご飯を食べた後に「嘔吐」を発症。

ドッグフードは半分ほど形が残ったままなので、おそらく胃に入って直ぐに吐き出した模様。

よくある事なので、あまり気にすることもなく様子見をすることに。

 

2.数時間後に血便(軟便)を出す。

血の量は少量だったが、「嘔吐」+「血便」のダブルなので、いつもと違う気配を感じながらも、1~2食絶食することに。

 

そして、ここから異変が始まる、、、

おかんおかん

ここから閲覧注意!

あえて記録も兼ねて画像を載せるけど、ショッキングな画像なので、気の弱い方はスルーしてね。

 

3.翌朝、液状の茶色の大量の血便を出す。

ノンも明らかに弱っているのが分かる。

緊急事態とさとり、動物病院へ行く準備をする。

茶色の血便

 

元気が無くなったノン

 

4.30分後に、衝撃的な鮮血を出す。

口とお尻を見ると、お尻に血がついているのでお尻から出したらしい。

 

おとんおとん

最初は血を吐いたかと思ってさすがに慌てたよ!

 

ノンもほとんど動けなくなった。

 

鮮血

 

目がうつろ

 

 

4.急いで動物病院へ連れて行き診察。

その際、血便に備えてペットシーツを何枚か用意し、拭き取った血便と鮮血をビニール袋に入れて持参することに。

動転して病院に駆け込みがちだけど、冷静に以下のポイントをチェック!

  • ポイント1:嘔吐物や血便を病院へ持参することで原因の特定が早くなる。
  • ポイント2:どれくらいの出血量かを説明するためにも携帯写真を撮る。

 

診察内容と結果は?

病院では血便の携帯写真とビニール袋の血便と鮮血を見せながら状況を説明し、血便を詳しく調べてもらうことに。

獣医師先生の説明では、

  • 一般的に犬の場合は、嘔吐や血便は発症しやすいが、絶食などで直ぐに治る場合が多い。

しかし、これほどの出血(鮮血)はめったに起こらない。

慢性であれば病気の可能性があるが、急性なのでおそらく食中毒系だと思われる。

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  • 腸の粘膜はデリケートなので、すぐにゼリー状の粘膜がはがれて出血しやすい。

 

  • 誤って異物を飲み込んで吐き出せないときは、腹を押さえると痛がるが、今回は痛がらない。

 

  • 細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が原因の場合もあるので、実際の血便を細かく検査する。

その結果、今回は寄生虫などは発見されなかった。

 

  • かなり出血しているが、これくらいの量であれば失血等の心配はない。

また、1週間くらい食事がとれなくても、水分補給さえすれば命に別状はない。

ただし、下痢が続く場合は脱水症状になるため点滴が必要になる。

 

どんな治療?

今回の診察結果は、「かなりひどい食中毒ではないか?」ということ。

そのため、以下の注射を2本打ち、とりあえず様子を見ることに。

  • 水分補給用の点滴注射
  • 抗菌、抗出血、(肝臓)炎症抑制などの注射

 

 

なんとか下痢は止まった模様だが、、、

 

注射の効果があったのか、出るものが無いからか、どうやら下痢は止まった模様。

しかし、体力が低下しているので、ほとんど動けない寝たきりの状態が続く。

 

翌朝、便が少し出たが、出血はかなり治まってきた。

便が少し出る

 

そして、再び病院へ行き診察を行う。

先生に便を見せると、「快方に向かっているだろう」とのことで一安心。

同じ注射を2本打ち、同じ効能の「粉薬5日分」と「缶詰タイプのドッグフード」を受け取る。

 

薬での治療

だんだん回復傾向か?

 

翌日から、缶詰タイプのドッグフードを少し取り分け、粉薬をふりかけて食べさせてみることに。

粉薬

 

缶詰タイプのドッグフード

 

3日ぶりの食事

 

3日ぶりの食事

 

完食!

 

かなりお腹が空いていたのか、見事に完食してくれた!

 

粉薬を1日2回、缶詰タイプのドッグフードと一緒に食べさせて、数日間経過を観察。

便は少しやわらかいが、普通の便に戻ってきた。

血も混じっていないことも確認できたので、一連の危機は脱出した模様。

 

おかんおかん

ノン!ほぼ完治したね。

 

「大変お騒がせしました!」

 

今回の事件で改めて分かったこと

法令上は、「狂犬病」接種のみが義務付けられているが、改めて飼い主が気を付けるべきことが分かった気がする。

 

1.「狂犬病」と「混合ワクチン」の接種によって細菌・ウイルスは駆除可能なので、必ず動物病院で接種。

 

2.「ィラリア」「ノミ・ダニ」「寄生虫・回虫」は、飼い主の任意だが、薬を与えることで大半の危険を除去できるので定期的に投薬。

特に野原などの自然な環境で過ごすことが多いコは、2は必須かも。

おかんおかん

恥ずかしながら、「寄生虫・回虫」の薬が足りていないことに気が付いた。

早速、薬を購入しようっと。

 

薬も定期的に購入するとなれば結構なお値段がする。

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3.誰もいない野原などで、ノーリードで遊ばせる時には、何を口にするか分からないので、絶対に目を離さないこと。

 

4.拾い食い癖のあるワンちゃんは、空腹のままお散歩すると誤食をしやすい。

 

まとめ

今回は、大量の血便と、鮮血という事態に、飼い主もかなり慌てる事態になった。

今回の教訓は、上の「今回の事件で改めて分かったこと」1~4を再認識させられた。

みなさまにも、愛犬が出血や嘔吐などをしたときには、なるべく冷静に便とワンちゃんの様子を観察し、少しでも異常を感じたら便や写真を保存して動物病院へ持参することをおススメしたい。

 

おとんおとん

ノン!拾い食いには気をつけてくださいね!

 

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