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清水寺と八坂神社をペットと参拝したい!
*この記事を投稿以降、2020年11月24日現在、清水寺はペット入場禁止となりました。
ペットを連れての入山はご遠慮願います。
唐山では、補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)を除くいかなるペットを連れての入山をご遠慮願います。ご了承の上、ご参拝ください。
以前に愛犬を連れて、清水寺を詣でました。現在は入山禁止です。
愛犬との思い出のため、しばらくは本記事を残させていただきますのでご了承くださいませ。
最近、ワンコを連れて京都のお寺や神社をめぐるのが我が家のブーム。
京都は本当にステキなところだらけなんだよね。
コチラ↓の記事もどうぞ。
今回は、紅葉の始まった「清水寺~八坂神社」へ出かけてきた。
清水寺って犬🐩も入っていいんだよね!
ペット立入りNGの神社やお寺も多いけれど、嬉しいことに清水寺はペットの立ち入りOK。←現在は禁止です。
(Q)ペットを境内に連れて入ってもいいですか?
(A)介助犬は、そのままお連れいただいて結構です。その他は抱いていただくか、かご等に入れていただければ、ご一緒に参拝していただけます。
-清水寺公式HPより
ということで、わたしたちも安心してノンを連れていくことに。
清水寺への住所・アクセス
<アクセス>
- 車で・・・名神高速道路「京都東インター」から約20分。
- バスで・・・
JR京都駅から 市バス206系統 東山通北大路バスターミナルゆき、または100系統 清水寺祇園銀閣寺ゆきで「五条坂」下車。
四条河原町から 市バス207系統 東福寺九条車庫ゆきで「清水道」下車。
清水寺への駐車場
ペット同伴となると車で行くことになるはずだが、清水寺専用の駐車場はないので注意。
清水寺~八坂神社周辺は観光客がとても多い地区で混雑するので、できれば少し離れたところに駐車して、徒歩で行くことをオススメしたい。
<周辺の駐車場>
収容台数は少ないが、周辺に点在しているので十分利用できる。
<京都市円山駐車場>
八坂神社に近い。
収容:134台
料金:普通車30分迄毎に250円
<京都市清水坂観光駐車場>
清水寺に近いが繁忙期はバス・タクシー優先となる。
また、清水寺への参道沿いなので、繁忙期はあまりオススメ出来ない。
収容:普通車59台
料金:普通車1回1,000円
清水寺で「清水の舞台」を体験
誰もがたぶん知っている有名な「清水寺」。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録された。
今から約1200年前の奈良時代末に延鎮上人(えんちんしょうにん)が開山したといわれている。
京都の中でもひときわ歴史のあるお寺だ。
境内の敷地は13万平方メートルにわたる。
鮮やかな紅色がぱっと目を引く「仁王門」や「西門」、国内最大級の「三重塔」、大随求菩薩(だいずいぐどうぼさつ)をまつった「随求堂(ずいぐどう)」、清水が流れ出す「音羽の滝(おとわのたき)」、音羽の瀧の真上の「奥の院」、そしてなんといっても断崖に建つ「本堂」など、国宝や重要文化財を含む30以上の建物や見どころが並ぶ。
実は、清水寺は今までに10回を超える大火事で燃えてしまった。現在の建物の大半が1633年に建て直されたものだ。
この日は紅葉シーズンの始まりで、すでに参道から外国人観光客と国内の紅葉見学者ですごい人手!
ペットは歩かせると危険なのでスリングに入れ、美味しそうなお店が並んでいる参道を登る。
そして、入口の「仁王門」に到着!
- 仁王門(におうもん)(重要文化財)
清水寺の正門。幅約10メートル、奥行き約5メートル、高さ約14メートル。
この堂々とした門をくぐって境内の参拝へGO!
仁王門を抜けた場所にある西門では、記念写真や自撮りをする人々であふれかえっている。
- 西門(重要文化財)
西山の日没を眺める最高の絶景スポット。
極楽浄土へとつながる入口の役目を果たす門。
次に現れるのが、写真でもおなじみの「三重塔」。
京都の街からも見える三重塔は、まさに清水寺のシンボルだ。
- 三重塔(重要文化財)
高さ約31メートルの国内最大級の三重塔。
四方の壁、天井、柱には密教仏画、飛天・龍らが鮮やかに描き出されている。
- 随求堂(重要文化財)
1718年の再建。
人々の願いを、求めに応じてかなえてくれるという大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)をおまつりしている。
縁結び、安産、子育ての神仏もおまつりされている。
ここで体験できるのは「胎内めぐり」(約5分)。残念ながらペットはNGのもよう。
堂の真っ暗な中を、壁の数珠(じゅず)をたよりにして進んでいくという不思議な世界。
数珠を母親のおヘソとみなし、生まれる前の母親の胎内を疑似体験するわけだ。
でも、本当の意味は、狭くて暗い闇を抜けることで、けがれが取り払われ、最後に明るい極楽浄土へと導かれるという一種「生まれ変わり」のプロセスなのだ。
暗闇が苦手でない方は一度チャレンジしてみてもイイかも。
そして、ついに清水寺のメインともいえる「本堂」へ。
この「舞台」から見える紅葉は絶景!
「the 京都」という景色が目の前に広がる。
- 本堂(国宝)
「清水の舞台」は、約13メートルで4階建てのビルに相当する高さ。
「懸造り(かけづくり)」と呼ばれる日本古来の伝統工法で、格子状に組まれた木材同士を組み合わせて造られている。
耐震性は相当高いらしい。
釘を1本も使用していないらしいね。
昔の人の技術の高さに驚くわ!
この舞台は「清水の舞台から飛び降りる」とか「ヒノキ舞台」の語源としても有名。
~ことわざ辞典より~
「清水の舞台から飛び降りる」・・・崖から飛び降りると所願成就のときに怪我をせずに済み、もしくは死んで成仏できるといわれ、身を投げる者が絶えなかったという。
その舞台から飛び降りるほど、必死の覚悟で実行するという意味。
ことわざどおり、下をのぞくとかなり怖い~。
~コトバンクより~
「ヒノキ舞台」・・・かつて檜 (ひのき) の板で床を張ったのは,大劇場の舞台のみだったことから起こった呼び名。
そのために大芝居に出演することを「檜舞台を踏む」と呼ぶようになった。
転じて,一般でも一流の場所,日の当たる場所を指して使われるようになっている。
ちなみに、夜の清水寺もドラマチックでロマンチック。できれば昼も夜も堪能してほしい。
「夜間特別拝観」をチェックしてみてね。
そして、「奥の院」を通り、「音羽の滝」へ。
- 音羽の滝
流れ出すお水は「金色水」「延命水」とも呼ばれ、清めの水として尊ばれている。
このように3つの筋となって流れており、それぞれ「延命長寿」「恋愛成就」「学業成就」の願いが叶うそうだ。
清水の舞台と同じくらい、この音羽の滝もパワースポットとしてかなりの人気を集めている。
「学業成就」のお願いなのか、学生らしき人たちの姿が目立った。
やっぱり清水寺の紅葉は絵になるような格別の美しさ。
それにペットと一緒に参拝できたから、ペットも含めて家族全員の御利益がありそう。
八坂神社(やさかじんじゃ)で参拝
清水寺から15~20分ほど歩くと、「八坂神社」が見えてくる。
八坂神社も外国人観光客に大人気とあって、すごい人手!
- 八坂神社
1868年5月30日に八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と呼ばれていた。
諸説あるが、斉明天皇2年(656年)に高句麗から来た使節の伊利之(いりし)が創建したと言われている。
全国にある八坂神社の総本社。
こちらも清水寺と同じで、ペットは「抱きかかえ」か「キャリーバック」であれば一緒に参拝できる。
ペットのお守りもあるので購入して、家族の健康祈願をしよう!
去年の京都の初詣ランキングは、伏見稲荷大社に次いで2位だったみたいだよ。
- 美御前社(うつくしごぜんしゃ)
八坂神社内の美御前社には、3つの美貌の女神さまがおまつりされている。
- 多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
- 多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
- 市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
その中でも、とりわけ市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)さまが美しく、弁天様や吉祥天とならんであがめられている。
だから、美容や理容関係の人たちがたくさん参拝するようだ。
もちろん、美しさを求めて一般女子たちも続々。
社の前でわき出るお水は「美容水」と呼ばれ、この水をつけると肌だけではなく、心も美しく磨かれるとのこと。
わたしとノンも肌に数滴ぽちっと。せめて心がけだけは美しく(笑)。
東山周辺を散策
清水寺、八坂神社の周辺には神社仏閣が建ち並んでいて、京都らしいお店も多く、ペットと散策するだけでも楽しい。
(ただし、この日のように繁忙期は平日でも観光客が多いので、リードでの散歩は注意しよう。)
- 知恩院(ちおんいん)・・・残念ながらペットはNG
- 高台寺(こうだいじ)・・・残念ながらペットはNG
- 円山公園(まるやまこうえん)・・・ペットの散歩ができるので休憩するのにちょうどいい公園。春のシダレザクラが有名。
まとめ
京都の東山には歴史ある神社仏閣が多くあって、最近は外国人観光客に大人気のエリア。
その中でも特に有名な「清水寺」や「八坂神社」はペットと一緒に参拝ができるので、ぜひ一緒に祈願をして、素敵な想い出を作っていただきたい。