しまなみ海道ってサイクリングロードで有名だけど、綺麗な海を見ながらワンコと泊まれるホテルはないのかな?
しまなみ海道は旅館やホテルはあるけど、ワンコ同伴可は少ないよね。
でも、岩城島(いわぎじま)っていう離島に1つ穴場のホテルを見つけたのだ!
離島っていうのも何だか雰囲気があっていいね。
みんなで泊まりに行こうか!
ということで、しまなみ海道にある離島、岩城島(いわぎじま)にある「三洋倶楽部・菰隠温泉」に宿泊することに。
三洋倶楽部・菰隠(こもがくし)温泉はこんなホテル
住所
愛媛県越智郡上島町岩城2559
アクセス
岩城島へのフェリーは、下の3ルートがある。
- 今治→岩城港 ※車輌乗船☓
- 因島/土庄港→長江港 ※車輌乗船〇
- 生口島/洲江港→小漕(おこぎ)港 ※車輌乗船〇
私たちは、③「生口島/洲江港→小漕(おこぎ)港」ルートを利用することに。
<三光汽船フェリー>
時間:
6:40(始発便)~12:20まで約20分間隔で運航
13:15~20:10(最終便)まで約30分間隔で運航
片道料金:
大人1名 150円
車両3mまで 850円
車両4mまで 1,000円
車両5mまで 1,280円
「ようきたのう」とお出迎え。瀬戸内海に沈む夕陽が旅情気分を盛り上げる。
乗船は10分くらいなので、ワンコは車内で待機。
小漕(おこぎ)港から島の南へ向けて約10分ほど走るとホテルに到着する。
ホテル概要
玄関ロビーに到着。
ホテルの敷地は予想以上に広く、ワンコとのお散歩も十分に楽しめそうだ。
ペット同伴時の注意事項
こちらのホテルは看板犬がお出迎えしてくれるだけあって、とってもペットフレンドリーなホテル。
屋外であれば、リード着用でお散歩はほぼOKという寛容さ!
ただし、次の点に注意しよう。
- 小型犬から大型犬、鳥、うさぎなどはOK。 ただし危険な動物はNG。
- ワクチン・狂犬病の予防接種の証明書を、チェックインの際に 提示。
- トイレのしつけができていること、無駄吠えしない、噛み付いたりし ない、爪をたてないなどのマナーが必要。
- レストラン、お風呂などは同伴NG。また、芝生にはおしっこNG。
チェィクイン/アウト
チェックイン:15:00~18:00
チェックアウト:10:00
お部屋からは瀬戸内海を一望
私たちが宿泊したのは、橘館(ホテルMAPの赤★)。目の前に瀬戸内海が広がる絶好のロケーション!
お部屋の様子はコチラで↓
建物自体はちょっと古いが、部屋内はキレイに清掃されており問題はない。
周りが静かなので、潮騒を聞きながら、家族水入らずでゆったりとした時間を過ごすことができる。お気に入りの本でも持ち込んで、優雅にベランダで過ごすのもいいね。
食事が超ゴージャス😋
コース仕立ての夕食
こちらのホテルで良い意味で驚いたのが食事!かなりレベルが高いのだ。
期待していた海の幸だけではなく、特産のお肉までいただき、最後のデザートのときにはお腹がはちきれそうになるほど満腹♡
これらの美味しい料理に合う日本酒「菰隠」。オリジナルの特注酒だけあって、どの料理にもマッチする。気に入れば購入も可。
どの料理も、お世辞抜きでおいしかったね!
本当においしかったな。大阪に帰って新地で食べたら軽く1万円は超えそうだね(笑)
料理長は、博多で修業を積んだ後、数年前に岩城島に移住したという。ごあいさつに訪れてくれ、食事と同様にとても温かみのある方だった。
レストランに置いてある調度品は、ホテルの大女将さんが造られたもの。どれも味わいのある作品だ。
腹ごなしにホテルの中を少し散策。光に映える夜の海も美しい。
テラス席での朝食
この日はお天気が良かったので、朝食はテラス席に用意してもらうことに。地元の食材を使った美味しい和朝食!
「瀬戸内みかん風味の玉子」や「瀬戸内のじゃこ天」など、瀬戸内ならではの食材が嬉しい。
「でべら」というちょっと変わった干物。
一夜干しとは違って固いので、木づちで叩いて、あぶって、ちぎって食べる。
お隣でもワンちゃん一家が朝食中。
海を見ながらテラスで食べる朝食は、美味しさ倍増だね!
2種類のお風呂
別棟「喜悦の湯」
海沿いにある宿泊者専用の温泉風呂。
瀬戸内海の島々を見ながら入る露天風呂は最高!
オリジナルの石鹸もある。なめらかで良質。
大浴場「幸喜の湯」
こちらは一般の方も来られる大浴場。
しまなみ海道サイクリングの方も汗を流しに来られるそうだ。
おススメのお散歩コース
芝生の庭
本館の前に気持ちイイ芝生の庭がある。(おしっこはNGなので注意!)
展望台(こもがくし鼻)
芝生の庭を抜けると、展望台があり、しまなみ海道が綺麗に見渡せる。
この日は残念ながら曇りだったが、絶景の夕陽スポットだ。
ヤギさんにご挨拶
ホテルではヤギが飼われている。
女将さんに餌をいただいたので、さっそくエサやりに出かけた。
人懐っこいヤギさんでカワイイ♪
いつもはソーラーパネルの下がお家となっているが、時折ビーチサイドの草を食べにヤギもお散歩するのだ。
宿泊者専用ビーチ
専用のビーチサイドも海風が心地イイ~♬
中央に映るのは「しまなみ海道」の多々羅大橋。
釣り場にもなる桟橋
こちらのホテル専用の桟橋もあり、自家用クルーザーで来ることもできる。
また、この桟橋は釣り客にも人気なようだ。何日も逗留して、釣りを楽しむお客もいるらしい。
ならば、と早速オトンも釣りを満喫♪
どこでも釣りだな!(笑)
小物だけど、アジをゲットしたよ!
小さな離島/岩城島(いわぎじま)を散策
岩城島(いわぎじま)は、車で一周すると約20分ほどのコンビニも信号もないような小さな離島。
そこに約2,000人の方々が生活している。主な産業は、造船や漁業のほかレモン栽培が有名。
とっても素朴で、人情味豊かなイイ島だよね。
時間がゆっくり流れているよね。最近釣りにハマりかけているから、周囲が海って魅力的だな~笑
「菰隠」のルーツ祥雲寺
「菰隠」って何か意味がありそうだね?
大女将に聞いた話によると、菰隠(こもがくし)とは、松山藩主が、こも(むしろ)に仏像を隠して海に流したものが、この地に流れ着いたことから付けられた地名だそうだよ。
その仏像は、現在も岩城島にある祥雲寺で大切に祭られているんだって。
そんないわれがあったとは。祥雲寺に行ってみようよ。
早速、ホテルから車で5分ほど走ると祥雲寺に到着。
残念ながら仏像は見れなかったが、長い歴史が感じられる立派なお寺だ。
桜の美しい積善山(せきぜんさん)展望台
積善山(369.8m)は、春になると三千本桜が咲くことで有名。
展望台からは、しまなみ展望台ナンバーワンとも言われる瀬戸内海の絶景を見ることができる。
まとめ
岩城島の菰隠(こもがくし)温泉ホテルはどうだった?
時間がゆっくり流れていて、ワンコもリラックスできたよね。
特に食事が最高においしかったね!
同感、コスパ的に◎だよね。
離島だから不便だけど、逆にそれがいい雰囲気をかもし出していたな~。
こちらのホテルは、女将さんをはじめスタッフの方々がとても温かく、心のこもったサービスを提供してくれた。またリピートしたいと感じたホテルだった。
このように、とてもいいホテルなのだが、認知度が低いためかほとんどが空室。
(逆に宿泊客を制限しなければ、このような手厚いホスピタリティは維持できないのかもしれないけど...)
人気が出すぎると逆に困るかも?
やっぱり名前(菰隠)の通り隠れ家ホテルがイイな!(笑)
また、来ようね!