玄関の「犬」シールは飼養標識(門標)といいます
家の玄関によく貼られている「犬」のマーク。
自分で犬を飼うまではあまり意識していなかったけれど、あれにはどんな意味があるんだろう。
子供の頃、「猛犬注意!」のステッカーが怖くて、友だちの家に入れなかった。
実は犬を飼っていなくても、防犯目的で貼られてることもあるみたいね。
「犬」シールは、本当はどんな意味があるの?
自分で買うの、それともどこかでもらえるの?
自由に作ってもいいの?
毎年、貼り変える必要があるの?
意外とイロイロ気になることも出てきたので調べてみた。
今回はわたしが住んでいる大阪府の例を紹介したい。
大きな違いはないと思うが、正確な情報に関してはみなさまのお住いの都道府県のHP等をごらんください。
門標(シール)は義務なの?自分で作ってもいいの?
大阪府の規則では次のように定められている。
犬の飼い主は、住居の出入り口等人の見やすい所に、犬を飼育していることを表示しなければなりません。
文字、イラスト、写真またはこれらの組み合わせで表示してください。
(大阪府動物の愛護及び管理に関する規則第4条)
ということで、罰則はないものの、犬がいることを示すマークを表示することは義務なのだ。
わたしが最初に貼ったのは下の写真のシール。
購入した覚えがないので、おそらく居住する市で「飼い犬の登録*」を行ったときに市役所でいただいたのだと思う。
*(大阪市)犬を飼う場合、飼い主は、犬を取得した日(生後90日以内の犬については90日が経過した日)から30日以内に、犬の登録をしなければなりません。
門標の入手方法
何だかこんなふうに文字だけでは味気ない・・・と思われるかも。
そんなときは、大阪府の規則「文字、イラスト、写真またはこれらの組み合わせ」を守って自分で作成することもできる。
愛犬の写真を印刷するのもあり。
自分で作成するときは、雨風に触れても大丈夫なように、防水加工のシール用紙を使うのがオススメだ。
門標は劣化して見えにくくなるまで毎年更新する必要はない。
自分で作るのが面倒くさいときは、もちろん市販のステッカーを利用してもよい。
たとえば、犬種毎にいろんなシールがお手軽な値段で販売されている。
大阪府の犬シールがカワイイ!
市販のシールもオシャレなものがあるね。
でも、私が気に入っているのは大阪府の獣医師会が配っている門標。
狂犬病の注射を打てば病院でもらえるのだ。
日本では「狂犬病予防法」で、年1回予防注射を受けることが義務づけられている(狂犬病予防法第5条)。
以前はシンプルな「犬」と書かれたシールだったが、2013年度から飼い主たちからの意見を元に、ワンコのイラスト入りのデザインにリニューアルされた。
2015年度は待ちに待ったプードル。黒プードルでないことが少し残念。
狂犬病の注射を打つ5月頃になると、このシールが1枚増える。
マンションの玄関がうるさくなるけれど、今年もシールを貼ることができたという喜びが勝る。
まだまだ貼り続けていきたいな。
みなさんの県の犬シールも見てみたい!
旅先の楽しみが増えたかも。
ほじめまして、唐突ですが大阪府の2017年度の門標だけが無いんです、その年度だけ個人医院で登録等済ましたのですが獣医師会に所属してなくて門標を貰えなかったんです、何処かか誰かが売っていたりとかご存知の方おられないでしょうか?
こんにちは。
犬シール可愛いですよね。
でも2017年だけ無いというのはとっても残念ですよね。。。
私も調べてみたのですが、残念ながら犬シールの販売等は見つかりませんでした。
もし何か良い情報が入りましたら、ご連絡させていただきます。