
「大阪府民の森」って知ってる?

聞いたことがあるような、ないような、、、。正直あまり良く知らないかな。

生駒山沿いに「大阪府民の森」という自然公園がいくつかあるみたいだよ。探検してみようか?

なかなか楽しそうね。賛成!

公園は大好きですっ。大賛成!
最近話題になりつつある言葉が「マイクロツーリズム」。
マイクロツーリズムとは密にならずに、地元の人々が自分たちの近隣で過ごす娯楽のこと。だいたい自宅から15分〜1時間程の近場で、県をまたがずに、地元で楽しく過ごすスタイルのことだ。
大阪に住んでいながら、地元のステキな場所を見逃していたかも?今年は、地元の魅力再発見にいそしもうと思うのだ。
「大阪府民の森」とは・・・一般財団法人大阪府みどり公社が管理、運営する自然公園。
北から順に、
- 交野市の「くろんど・ほしだ園地」
- 四條畷市の「むろいけ園地」
- 東大阪市の「くさか・ぬかた・なるかわ園地」
- 八尾市の「みずのみ園地」
- 千早赤阪村の「ちはや園地」
まで、8つの園地で構成されている。
Contents
むろいけ園地の基本情報
住所・アクセス
<住所>
〒575-0011 大阪府四條畷市大字逢
<アクセス>
大阪方面より~国道163号線を奈良方面へ進み、清滝トンネルの手前で左折する。(清滝峠/緑の文化園 方面の表示あり)
営業時間・入園料
<営業時間>
園内施設:9:00~17:00(ただし、散策は時間制限なし)
休園日:毎週火曜日と年末年始 12/29~1/4(火曜が祝日の場合は翌日が休園日)
<入園料>
無料
駐車場


<駐車時間>
9:00~17:00(ただし、休園日は閉鎖)
乗用車162台(水辺自然園:121台、森の宝島:41台)
<駐車料金>
無料
むろいけ園地ってこんなとこ
全体MAP
むろいけ園地は、「森の宝島」「緑の文化園」「水辺自然園」の3つのエリアがあり、一日では全て回りきれないくらい広い。

水に癒される「水辺自然園」
園内を「内回り」で一周すると約1.6キロ、「外回り」で一周すると約3.2キロのコースがある。
私たちは、内回りコースにちょっと寄り道を加えて、下MAPの黒色ルートを選択。

エントランスゲートから、いざ出発!

ワンちゃんは、リードを付けて、糞の後始末も忘れずに!

水辺自然園に入ってすぐのところに「森の工作館」がある。ここでは、自然観察、自然素材での工作、陶芸教室などが行われている。
子供たちにとっては楽しく学べそうな場所だ。

春の陽気と、鳥たちのさえずりが気持ちいい。春の定番、ウグイスの「ホ~ホケキョ🎵」という声が聞こえてくる。

15分ほど歩くと、「室池(むろいけ)」が見えてくる。

むろいけ園地の室池(むろいけ)だね。
森の中の池はイイね~。

釣り竿持ってきたくなったんじゃない?
残念ながら、釣りやボート遊びは禁止だけどね(笑)

木の板張りでできたボードウォーク(木道)を歩く。周りの森林にマッチしていて、何ともいい雰囲気だ。


自宅から30分ほどのところに、こんなに癒される場所があったとは。

かるがも橋から10分ほど歩くと、つつじが綺麗に咲いている広場(古池林間広場)に出てくる。


ちょうど良いテーブルがあるから、ここで休憩しようか。

賛成!お昼にしよう。
ということで、家から作ってきたお弁当を広げる。単なるおにぎりでも、こうして自然の真っただ中でいただくと、いつもよりもずっと美味しい。空気がオイシイせいもあるのかな。
頑張って歩いている我が家のワンコもバクバクと食が進む。

お腹を満たして、休憩を取った後、再び森の中へGO!
少し歩くと、展望台。

10分ほど歩くと、記念碑の建つ堤防に出る。


何かと思えば、木にカタツムリが!

さらに歩を進めると、再び展望台が現れる。ここからは何種類もの野鳥が観察できるらしい。水鳥が現れないかとしばらく休憩していたが、残念ながらこの日は遭遇できず。

生息している野鳥は、オシドリ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カワセミなど。

そして、野良猫ちゃんたちを数匹発見!どうやら地元のおじさまたちが定期的にエサをあげている地域猫のようだ。
餌さえ確保できれば、こんなキレイな自然の中で暮らせるネコは幸せなのかもしれない。人にも慣れているようで、大人しく撫でさせてくれた。

時にはこのような急な坂道もあるので注意!
ちょっとした登山の様相だ。ヒールは危険なのでスニーカーがおススメ。

野鳥観察展望台から10分ほど歩くと、「湿生花園」という場所に出てくる。

カキツバタの群生に行き当たったが、咲いている花は少々少な目。ちなみに、開花時期は5月中旬~5月下旬頃。


楽しいボードウォークが続く。

ただ、自然感があふれ過ぎて、ところどころで木の枝から毛虫がぶら下がっている。注意して歩いていないと、毛虫に激突するかもしれない。
なんだか首元に変な感触が・・・と思っていたら、小さな毛虫🐛がはりついていた 😯 。これも一種の自然のプレゼント?

わたしたちは、内回りコースからちょっと寄り道し、途中でランチもとったので、全部でだいたい90分くらいの散策となった。

いい運動になったね。

最近は家にこもりぎみで運動不足だったから、いいウォーキングができたわ。
定期的に来たくなったかも。
緑がまぶしい「緑の文化園」
緑の文化園は、テニス、野球、球技などのスポーツ施設や宿泊施設があるエリア。
緑に囲まれた「アイ・アイ・ランド」という宿泊施設が見える。
プールや岩風呂風浴室のほか散策道もあり、部屋もシンプルだがきれいに整っている。シャープ労働組合が建築したホテルで、日本建築学会賞も受賞しているとのことで、なかなかスマートなたたずまいだ。

いい雰囲気のホテルだね。
でも調べたらワンコ同伴プランがないんだよね~ 😥 。


ホテルに併設され、緑に囲まれたテニスコートは、テニスを楽しむには最高のロケーションだ。この日も何組かのグループがさわやかに汗を流していた。

「SEI生駒セミナーハウス」という研修用のセミナーハウスもある。こちらは住友電気工業(株)が建築した施設。

農園レストランの「グリーンファーム」。ただし営業は日祝のみ。

野球場、球技場、テニスコートなどもそろっており、各種スポーツが楽しめる。




子供が楽しむ「森の宝島」
森の宝島は、ちびっ子向けのエリアで、木製アスレチックや遊び場がある。
ちょっとスリルのあるつり橋が出迎えてくれる。




まとめ

むろいけ園地はどうだった?

ほとんど自然のままの公園だけど、空気がいいし、特に春と秋のワンコの散歩には最適だと思うよ。
何と言っても入園料や駐車料が無料なのが嬉しいね。

いつもと違う臭いがして楽しかったなぁ~。満足満足!
むろいけ園地は、豪華ではないけれど、家族や友人、そして愛犬と、自然そのものを味わい、ゆっくりとした時間を過ごすのにぴったりの場所だ。
今回は新緑の美しい頃だったが、季節によって、また違った顔を見せてくれるはずだ。紅葉の時期にもまた訪れてみたい。
他の「大阪府民の森」も順番に訪れながらレポートする予定なのでお楽しみに。