皆さまも憧れ?の星野リゾート。 ちょっと増えすぎてる気もするけど、やっぱり期待が大きいよね。 関西に住む私たち、今回はなんと東北まで足を延ばして青森の星野リゾートに。
遠くまで来たワン!
青森の星野リゾートへ!
奥入瀬(おいらせ)渓流ホテルってこんなとこ
本日の宿は星野リゾート-奥入瀬渓流ホテル。
星野リゾートは、経営不振に悩むリゾート施設や旅館を次々と再生して話題になっている。
こちらは経営破綻した旧「奥入瀬グランドホテル」を買収し、渓流沿いにたたずむ国内唯一の温泉ホテルとして復活した。そのせいか建物の外観はちと古め。少々オシャレな山小屋をイメージすればいいだろう。
しかし、遠い!遠かった!
もしも大阪から青森まで車でぶっ通しで走ったとしても、15時間くらいかかっただろうか?
もちろんわたしたちは、富山、秋田と泊まりながら数日間かけてやってきた。
駐車している車は関西ナンバーどころか関東ナンバーすら珍しい。そのために、異国の地に降り立った感が満載。それが旅気分を一層盛り上げてくれる。
外観は少しレトロ。
でも、エントランスから入った瞬間、岡本太郎作の巨大暖炉「森の神話」が出迎えてくれて圧倒される。
大きな窓がまるで額縁のように奥入瀬の森を一枚の絵として切り取っている。このロケーションだけで、ホテルの少々の欠点なんて吹き飛んでしまうかも。
時は10月。残念ながら紅葉にはあと一歩の時期。それでも緑が目に痛いほど鮮やかで、初秋の香りと共に爽やかな風が身体の中を行きすぎる。
昼には奥入瀬の森を見ながら、ゆっくりと湧き水コーヒータイム。夜になると、揺らめく暖炉の炎のそばでカクテルBARがオープンする。
ガイドと一緒に徒歩やクロスバイクでアクティブに動き回るのももいいが、シニア世代には、細胞から蘇らせてくれるような、ゆったりと流れる時間が必要なのだ。
残念ながら、客室以外はワンコの立入はNG。疲れたはずの我が家の元気印も今晩はゆっくりと部屋で休養だ。
ペットルームに潜入
ちなみに星野リゾートの中では、ペットと泊まれる宿(ペットと泊まれる宿-愛犬と一緒に旅行しよう-)は、「星のや軽井沢」、「リゾナーレ八ヶ岳」、「リゾナーレトマム」、「磐梯山温泉ホテル」、「奥入瀬渓流ホテル」、「界 鬼怒川」の6箇所。
今日は何匹泊ってますか?と尋ねたところ、
驚いたことに、ペットルームは200弱の部屋数のうち、端っこのたった1室だったんだよね。
館内はキャリーバッグに入れてのみ立ち入り可。食事中はお部屋でお留守番。駐車スペースは別の車とは異なる場所の一角に限定。
泊めていただけるのは本当にありがたいのだが、「愛犬の喜ぶロケーション・滞在をサポートするサービスはもちろんこと、ペットオーナーもご満足いただける施設をご紹介いたします」と堂々と語るほど、犬歓迎ムードではない。
当然ながら、滞在中は他のワンコと出会うことは皆無(騒ぎにならないので、あえてかな?)。
<お部屋概要>
- マットレスパッド「エアウィーヴ」採用
- ベッド(140×205)
- フットマッサージャー
- バスルーム×1
- 洗面台×1
- ウォシュレット付きトイレ×1
- 液晶テレビ40インチ
- アメニティ
- 電気ケトル×1
- 冷蔵庫×1
- 金庫×1
- 応接セット
※広さ 44m²
※収容人数 最大2名
<ペット用備品>
- ペットシーツ(排尿吸収・脱臭シート)
- ゴミ袋
- 洗面器
- 新聞紙
- ケージ 90cm×62cm×62cm
- 足拭き用布
- 消臭スプレー
- 粘着テープ(コロコロ)
- ビニール袋
- ステンレス製食器 2個
コチラ↓の動画もご参考に。
わが家のワンコは、お部屋がお気に召したかな? りんごクッキーはお気に入りの模様。
ホテル内はほとんど出かけられず少し淋しいけれど大丈夫。部屋や館内よりも奥入瀬にはもっともっと素敵な場所がある。
明日は森へと探検に出かけよう。いつもとひと味もふた味も違ったお散歩になるはず。
いつもよりひっそりとした夜の中。良い夢を見られるようにお休み・・・。