摂津峡でペットと蛍狩りを楽しもう
こちらの記事で紹介したように、摂津峡は私たちのお気に入りのスポット。
遊びに出かけたとき、
「6月にはホタルが観賞できます」
という案内を見つけた。
摂津峡でホタルが見られることを初めて知って、さっそくワンコを連れて蛍狩りに出かけてきた。
アクセス
JR 高槻駅から北西方面へ車で約20分、名神高速道路 茨木ICから約20分。
大阪、京都方面どちらからでもアクセス良。
<駐車場>
摂津峡公園の市営駐車場は以下の3つ。
- 萩谷総合公園駐車場
7:30-18:00(4、5、9月は19:00、6~8月は20:00)、1時間100円(最大料金400円) - 上の口駐車場
8:00~17:00 普通車1000円 - 下の口駐車場
通常 9:00-17:00 1日1000円
期間限定 9:00-21:00 17時以降 夜間料金 1回500円
この中で、「ホタル観賞」には「下の口駐車場」がおススメ。
下の口駐車場は、蛍が見ごろな時期(5月27日~6月25日)は21時まで延長されていて、懐中電灯も無料で貸出されている。
ホタルの出現場所
摂津峡のホタルスポットは「高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)~八畳岩、白滝」と言われている。
わたしたちは、この日(6月8日)、「八畳岩周辺」と「三好の里BBQガーデン周辺」の2か所でホタルを観ることができた。
八畳岩スポット
「下の口駐車場」から「桜公園」を抜けて、清流のせせらぎと小鳥のさえずりを聞きながら、夕刻の散策道を進んでいく。
途中で三脚とカメラをかついだカメラマンらしき人に遭遇して、期待がふくらんでいく。
ホタルの撮影かなー。
しばらく進むと、渓谷に入り、辺りがだんだん暗くなってきた。駐車場で借りた懐中電灯を点灯し、ワンコのお散歩は終わりで、おとんに抱き上げられて先へ進む。
散策道は途中から土道となり、石もゴロゴロと現れる。
真っ暗で照明もないし、歩きやすいスニーカーと懐中電灯は必須だよ。
駐車場から歩くこと30~40分で「八畳岩」に到着。
八畳岩に着いたとたん、木々の間に動く光を発見!
こっちにも! 向こうにも!
実はホタルを見るの初めてで、大感激なのだ。
暗闇の中に幻想的な光景が広がる。
なんでホタルは光るの?
敵に警告するときと、オスとメスとで合図しあうときと、光るらしいね。
ホタルは1~2週間しか生きられないから、みんな一生懸命パートナー探しをしているのかもね。
暗闇の中で、人間のカップルもロマンチックなホタルデートを楽しんでいる。
一番ホタルが多いのはこの先の「白滝」周辺とのこと。
でも、暗闇の山小道に入っていくことになるので、ちょっと怖い。そのため、わたしたちは来た道を引き返し、次の「BBQガーデン周辺」のスポットへ。
あたりはすっかり暗闇に包まれる。
この日は満月。見上げる月とホタルとが相まって絵画のように美しい。
三好の里BBQガーデンスポット
「桜公園」まで帰ると、「花の里売店」のすぐ下の小道を入る。
日が落ちる前はこんな感じ。行き交うのがギリギリくらいのかなり細い道が続く。
徒歩数分で「BBQガーデン」周辺に到着。
こちらは下の口駐車場から近く便利な場所なので、観に来ている人が多い。どうもこっちがメインスポットのようだ。
八畳岩付近と同じく、たくさんのホタルが飛んでいて、とてもキレイ。
しかも、ここでは、ホタルが目の前を飛び交ったり、小枝に止まったりと、間近にホタルを感じることができる。
もしかすると、差し出した手にホタルがそっと止まってくれるかも。
飛び回っているのがオスで、小枝に止まってるのがメスらしいよ。
夜なのでうまく撮れていないが、動画もどうぞ↓
まとめ
摂津峡の一番のお勧めスポットは「三好の里BBQガーデン」周辺。
ただ、真っ暗な山道が怖くなければ、「八畳岩」周辺も幻想的な気分にひたれる。
さらに勇気のある人は、ガイドさんも超おススメの「白滝」周辺まで行ってみてはどうだろう。
時間は20時~21時くらいがちょうどいいかな。
なお、日本のホタルと言えば、「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」が有名。
「ゲンジボタル」の方が「ヘイケボタル」より大きく、「ゲンジボタル」は清流などで生息し、「ヘイケボタル」は水田などで生息しているらしい。
摂津峡は清流なので、見られるのはたぶん「ゲンジボタル」だろう。
ところが、家庭排水や河川工事などで生息地が減ってきているとのこと。
摂津峡のホタルも「ホタルを守る会」によって保護されているけれど、この幻想的なホタルを減らさないように、今後も見守っていきたい。