日本では珍しいポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
渋い演技でバイプレイヤーとして人気の吉田鋼太郎さん。
舞台好きのわたしは、けっこうドラマに出るたびに注目してたのだ。
吉田鋼太郎さんの「オフィシャルサイト」はコチラ。
その吉田鋼太郎さん、22歳年下の奥様と4度目!となる結婚をして、その奥様とラブラブなデートの模様が某女性週刊誌に激写されていた。
デートも気にならないではないけど、そのお供をしているワンコの方がもっと気になる!
あの犬は何?
ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグってこんな犬
吉田さんが連れていたのは、まるで
プードルを一回り以上でっかくしたようなデカワンコ、
「ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ」
発音しにくいっ(笑)。
日本で飼われている頭数はまだまだ少なく、お出かけすれば注目されることは間違いなし!
歴史
ポーチュギーズ・ウォータードッグが生まれたのは、イベリア半島のポルトガル。
地図でもわかるように、海に面したポルトガルの主要産業は、長い間、漁業だった。
その漁師さんたちを公私ともに支えてきたのがこの犬。
魚をいっしょに見張ったり、つかまえたり、つかまえた魚の番をしたりと、「海の狩猟犬」の役割を果たしてきた。
ただ、時代とともに漁業も進化して、犬の助けを借りなくなってきて絶滅の危機に瀕したところ、アメリカの海運業者の富豪が、ポーチュギーズの魅力にひかれて繁殖を始めた。
アメリカに輸入された後は、アメリカン・ケンネル・クラブ(AKC)に登録されて注目を集めるようになった。
今やアメリカでは、魅力的なルックスからショードッグとして、そして従順な性格からペットや介助犬としても人気とのこと。
さすが水には強いらしく、運動神経がよくって泳ぎも走りも得意みたいね。
一緒に遊ぶには最高のワンコかも。
特徴
- 大きさ:体高は50cm程度、体重は20kg程度の中型犬
- 色:ブラック、ブラウン、ホワイト、グレー、それらの組み合わせ
- 毛:ゆるやかにカールしたシングルコート。プードルに比べて毛の伸びる速さが遅いので、トリミングの頻度は比較的少ない。
- 外見:たくましくてがっちり。水が入りにくいハート形の♥たれ耳。指の間に水かきがある!
- 運動:運動好きなので毎日60分程度/2回のお散歩が理想
トイプードルを一躍人気者にしたのが「ベアカット」だけど、ポーチュギーズの人気は「ライオンカット」。
性格
水遊びや運動が大好きで元気なワンコ。
楽しいだけでなく、落ち着いていて、賢く、飼い主にとっても従順な犬。
こんな見た目でありながら、淋しがり屋で一人ぼっちが苦手というのがさらにカワイイ!
実は、元アメリカ大統領のオバマ氏の愛犬も、ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグなのだ。
オバマ大統領が2人の娘さんに「大統領選に勝ったら犬を飼う」と約束して、その約束どおりにワンコを迎えたのは有名な話。
なぜ、ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグかというと、アレルギーのある娘さんのために、アレルギーを起こしにくい犬として選ばれたのだという。
プードルもアレルギーに強いと言われているね。
というわけで、現在はポーとサニーの2匹が大統領の家族に。
まとめ
わが家のワンコ、トイプードルに似たところがあって、親近感を覚えるポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ。
希少ではあるものの、販売価格25万円程度で日本でもブリーダーから手に入れることができる。
たくさん一緒に遊んであげられる人にはおススメしたいワンコなのだ。
わたしもいつか田舎暮らしでもするときには、中・大型犬を飼ってみたい夢がある。叶うといいな。