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ワンコを運びたいのに車がない!
ワンコとお出かけしたいときや、病院に連れていきたいとき、なんと言っても車が便利だよね。
でも、車がない!、もしくは運転する人がいない! そんな場合はどうすればいいの?
今回は関西圏の公共輸送機関(地下鉄/バス)におけるペットの同伴事情について調べてみた。
ちなみに、「身体障害者補助犬法」では、
国(国および地方公共団体)、特殊法人、公共法人は、その管理施設を身体障害者が利用するとき、身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬及び聴導犬)の同伴を拒んではならない。
と定めてある。
そのため、盲導犬、介助犬、聴導犬などは、公共輸送機関は無条件で利用できる。
では、補助犬以外のペットはどうだろう。
大阪のバス/地下鉄
大阪市交通局(地下鉄・市バス)
大阪市の地下鉄/市バスを運営しているのは「大阪市交通局」。大阪市交通局はペットの持込みを以下の条件で認めている。
<持込み可能な動物の種類>
小鳥、金魚・熱帯魚、小型犬、猫、いえうさぎ、ハムスター、爬虫類などの「ひざの上で抱ける大きさ以下であり、家庭で飼われている」ペット。
ひざに抱けるということは中・大型犬は無理かもしれない。
<持込み料金>
無料
<持込み時の注意>
毛が飛び散らないようにワンコの顔や頭を隠して、ケージやキャリーバッグなどの持ち運び可能な容器に入れて運ぶこと。
キャリーケースはハードタイプだけでなくソフトタイプでもOK。身体全体を覆っておけばスリングでも大丈夫そうだ。
ちなみに、わがやは両手が空いて便利なのでスリング愛好派。
鳥かごや水槽も、中が見えないように布などで覆っておく。
*鳴き声や臭いが他の乗客の迷惑となる場合は、乗車をお断わりすることもあります。
このように注意書きがあるので、日頃からキャリーバッグに入れて慣らせておくよう心がけたい。
京都の地下鉄/バス
世界有数の観光都市「京都」。県外からも犬連れでたくさん京都に訪れる。
京都観光に最もぴったりな交通手段は市バス&地下鉄だ。
京都のお寺や有名観光スポット、意外とワンコ同伴可能な場所が多いんだよね。
金閣寺も銀閣寺もキャリーバッグに入れておけばワンコも立ち入りOKなのだ。
市バス
愛がん用の小動物は、移動用のバスケット等に全身を入れれば乗車可能。
*運転士が他のお客様のご迷惑となる恐れがある,または著しく車両を汚損する恐れがあると判断した場合にはご乗車をお断りすることがあります。
地下鉄
小鳥,昆虫,愛がん用小動物、魚介類等で、完全な容器に入れて、他の乗客の迷惑にならなければ車内に持込み可能。
ただし、乗車前に駅係員に確認すること。その他のペットは持込み不可。
まとめ
このように、中・大型犬はまだまだ難しいけれど、ほとんどの場合、小型犬は公共機関の地下鉄やバスに持込みが許されている。
ペット社会が成熟しているヨーロッパでは、ふつうに電車やバスに犬が乗っているのを見かける。
日本では、一部の無責任な飼い主のために、公共機関での共存が実現していないのが残念だけど、それにはわたしたち飼う側の自覚がまずは必要なのかな。
わたしも公共機関でワンコを運ぶときがある。そのときはともかく「気配を消す」ことに集中。我が家のノンは忍者のように外では気配を消す名人(笑)。
是非とも犬連れで関西を訪れてほしいワン。