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愛犬とカフェスタイルを楽しみたい!
このサイトでも、お気に入りのドッグカフェや犬OKのカフェ(レストラン)をたびたび紹介させていただいている。
愛犬と一緒だと美味しさも楽しさも倍増。
お茶だけでなく、お酒を飲んだり、
旅先で地元の名産を楽しんだり、
「出石の町をペットと散策しよう-出石そばを一緒に食べるんだワン」
と、わたしたちは「いぬドコ」というサイト名どおり、一緒に食事を楽しんでいる。
でも、ワンコOKでも、お店や周りのお客様に不快な思いをさせたり、迷惑をかけたりすると、犬を受け入れてくれる場所が少なくなってくる。
過剰に神経質にならなくてもよいと思うけど、最低限のマナーは守るように心がけたいね。
今回は
「ドッグカフェ、初体験なんだけど、どんなことに気をつければいいのかな?」
と不安に思っているドッグカフェデビューの方に、以下の基本的なルールやマナーをご紹介させていただく。

最初は、ちょっと緊張したよね。
今はわが家のワンコもお利口にドッグカフェでくつろげるようになった。
気をつけたい基本のマナー
<入店前>
健康チェックをすませよう
- 「狂犬病ワクチン」と「混合ワクチン」は済ませてますか?
カフェに限らず、ペットOKのホテルや旅館、ペットホテル、レストラン、ドッグランなどでは、利用する際に、多くは「1年以内の」接種証明書の提示を求められることが多い。
こうした公共の施設をよく利用する人はワクチンの接種を忘れないようにきちんとすませておきたい。
「狂犬病」に関しては、狂犬病予防法に基づき、年1回の接種が義務づけられている。
通常は市町村から3~4月くらいに「狂犬病予防注射のお知らせ」がハガキで送られてくるはずなので、わが家はゴールデンウィークが接種ウィーク。
「混合ワクチン」に関しては、法的義務ではなく、海外では免疫効果が持続する範囲内と言われる3年に1度としている国もあるようだ。
実際に前回のワクチン接種時、通っている動物病院で、
「毎年打たなくてもかまいませんよ」
というような趣旨のことを獣医さんから言われた(ワクチン問題についてはまた別の記事で)。
ただし、わたしたちは上記のような施設によくお出かけするため、混合ワクチンも年1回接種している。
- ヒート(発情期)中ではありませんか?
大半のドッグランはヒート中の犬は使用不可としている。
同様にカフェも、ヒート中の利用は止めておいた方がいいだろう。
その理由を以下説明する。
たとえば、トイプードルメス(♀)犬の場合だと、生後8ヶ月~10ヶ月くらいで初めての発情期を迎える。その後、6ヶ月に1度ヒートが訪れる。
尿の回数が増えたり、局部がふくらんだりしてから数日後に出血が始まるので、すぐにヒートだと分かる。

出血が続くのは10日間くらい。
でも気をつけて!出血が止まっても発情期は12日ほど続いていて、
出血が治まった2、3日後が一番妊娠しやすいのだ。
思いがけない妊娠をさせないように、発情中はワンコが集まる場所は避けるべき。
もちろん、そんな♀犬が現れれば、オス(♂)犬もフェロモンに誘われて興奮してしまう。
そして、♂たちが複数いれば、♀を争ってまさにヒートアップして、カフェの中で騒ぎが大きくなってしまう可能性があるわけだ。
しつけはできてますか?
ワンコOKの店でも吠え続けるのはマナー違反。
相性の悪い他のワンコとケンカしそうになったときは少し席を離してもらうか、一度店を出て落ち着かせることも選択肢に入れておこう。
マナーベルトとパンツが便利
入店前にはトイレを済ませておこう。
ただ、見知らぬワンコに出会ったために日頃はマーキング癖がない子もついマーキングしてしまうことがある。
そんなとき便利なのが、使い捨てできるおむつや、サニタリーパンツや、可愛いマナーベルト。
*一般的に「マナーベルト」とは、マーキング対策のオス犬用、「サニタリーパンツ」は生理中のメス犬用。

♂と♀ではオシッコの出る位置が違うので、
♀犬に間違って「マナーベルト」を買わないようにね。
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パンツはカフェ以外でもホテルや自宅以外の場所に出かけたり、泊まったりするときにも役立つので常備しておくことをオススメする。
<入店後>
リードを着用しよう
リードを着用しなくてもよいオフリード可のお店だと、わが家のワンコの場合は、ついはしゃいで他の犬やお客様のところに遊びに行ってしまう。
ドッグカフェは犬好きの人々が集う場所なので、トラブルになったことはないけれど、思わぬ迷惑をかけてしまうことは避けたいね。
常に目を離さないようにして、遠くへ行きそうなときは呼び戻しができるようにしつけておくことが大事。

おうちの悪い癖はNG
自宅での悪い癖が外でも出てしまうのはヒトもイヌも同じ?
椅子にワンコを座らせるのはOKでも、食事を載せるテーブルに足を置くのは衛生上、絶対にNG。

もうひとつ、よくありがちなのがヒトの食事をあげてしまうこと。
人間の食事は犬の健康によくない成分が含まれていることもあり、犬にとっては塩分や糖分も高すぎる。
食べ終わった後に食器をなめさせるような行為も衛生上厳禁。
ワンコ用のおやつを持参するか、ワンコメニューを注文しよう。

まとめ
「ただ人間がお茶をするのを、ただつながれて大人しく待っているのが可哀想」
とワンコを連れていくことに否定的な意見もたまに聞くけれど、犬(&飼い主)同士が楽しく交流できるドッグカフェも増えつつある。
そして、大好きな飼い主とお出かけすることを犬も楽しんでいるはず。
みなさまにも、ヒトとイヌとが両方リラックスできるひとときをステキなカフェで過ごしていただきたい。