トイプードルは偏食の子が多い?
周りには、好き嫌いが多くて困る~というトイプードルが結構いるんだよね。
「食いつきの良さ」を特徴にしているドッグフードも多いから、偏食の子って意外と多いのかな。
わが家のトイプードルは、後でお伝えする1回を除いては、餌を食べなくて困ったという経験はない食いしん坊。
どんな時でも食欲MAXで、食べることと寝ることが大好きな元気印だ。
ところが、最近になって、なぜかフードを残しがちになり、食べるときも以前よりも何倍も時間がかかるようになった。
なお、オヤツやフルーツ、チキンなど他の食べ物はバクバク食べる 🙄 。
ちなみに、現在わが家では、シニア犬で、胆泥症という持病持ちなので、低脂肪だけれど、必要な栄養素がバランスよく含まれ、消化性の高い「ロイヤルカナン消化器サポート」を与えている。
フードの「食べ渋り/食べムラ」の原因
調べてみると、成犬がご飯を食べなくなるのは、以下に挙げるようにさまざまな理由からのようだ。
- わがままになっている
- もともと食が細い
- 老化による消化機能の低下
- ストレスがかかっている
- 口の中や歯にトラブルがある
- 何らかの病気
- ドッグフードの匂いや味が気に入らない
- ご飯の量が多い
健康診断を受けてからさほど間が空いておらず、食欲もあって元気なので、何かの病気ということはあまり考えられない。
口腔ケアには気をつけて、歯石も不定期にとるように心がけているので口腔や歯の異常でもなさそうだ。
食が細い子ではなかったが、やはり歳には勝てず、老化の始まりだろうか。
ワガママで食べなくなったの?
1.のワガママの可能性も高い。確かに毎日毎日同じフードなら、飽きてしまうのも分からなくもない 😐 。
実は、ノンは前にも餌を食べなくなって、ハンガーストライキに入ったことがあるのだ。
ワガママが通らないことが分かって、また食べるようになったんだよね。
でも今回はどうもワガママとは違うみたい。
新しいフードを試してみようとも思ったが、買い置きのものが残っており、このフードで血液検査の数値も向上しているのでできれば変えたくない。
また、フードを食器から外に出して、散らかしてみるという今までにない行動がみられる。
フードが気に入らないというより、「食べたいのだけど食べられない」というフラストレーションを感じているようだ。
餌が入ったお皿の前にじっと座っていたり、餌をねだる顔で見つめられたりすると、こちらも何とも辛くなってくる。
ふと、このフードの匂いや味ではなくて、形が気に入らないのでは?と思いついた。
もしかしてフードの形状が原因?
ロイヤルカナンのこのタイプのフードは、他のドッグフードに比べて、少し大きめの1cm×1cmのサイズで、しかも結構固い。
歯に目立った異常はないけれど、それでもシニア犬になるとともに、歯茎や歯が弱って、硬いものや大きいものをかみ砕くのが少し難しくなっているのかもしれない。
人間でも、リンゴをそのままかじったり、硬いおせんべいを噛んだりするのがダメになるということをよく聞く。
硬さが問題なら、ふやかして軟らかくするという手もある。
ただし、歯石予防のためにはドライフードを与えるべきだという意見がある。その一方で、ドライフードを食べても歯石はつくし、逆にふやかした方が尿路結石になりにくいという声もある。
少しだけ水に濡らして、キッチンばさみで半分にカットしてみようか。
驚いたことに、前ほどのスピードではないけれど、食べ渋ることもなく、見事に完食!
想像したように、大きくて固いから食べづらかったというのが正解なようだ。
上のリストには挙げていないけれど、食が進まない原因が食器だということもあるようだ。
コチラ↓の記事でお伝えしたように(上の写真にある食器台を紹介)、「むせ」や誤嚥を防ぐためにも、食器や食器台も工夫してあげよう。
まとめ
「食べるものが身体を作る」からドッグフード選びは本当に大事。
体調や年齢にぴったりのベストフードをその時々に合わせて見つけてあげたい。
ただし、好きなものしか食べないっ!というワガママっ子に育ててしまうと、実際に病気になったり入院したりしたときに療法食が食べられなくて大変。
そのあたりの兼ね合いが難しいな。
今回は、またフードをゴキゲンに食べてくれるようになって良かった 😀 。