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おかんおかん

わが家のワンコはこの夏で11歳。

人間にたとえると60歳!なんと還暦を迎えるのだ。

一代目のん一代目のん

いつももっと若く見られるんですけどっ 😕

おとんおとん

ノンがうちで最年長になる日がくるとはね~(感慨)

ミニチュアサイズのため、時には子犬に間違われることもあるけれど、ノンも着実に歳を重ねていることは間違いない。

真っ黒だった毛もこんなに綺麗なグレイヘアに変わってしまった。

シニア犬になった頃から(🐶6歳=👥40歳)、わが家では、「狂犬病の注射」と「フィラリア検査」を行うこの時期に、血液検査を含む全身健康チェックも一緒に実行することにしている。

健康診断検査の内容と順番は?

そもそも、犬の「健康診断検査」って何をするの?と思われる人もいるかも。

通っている動物病院によって少しずつ異なるが、検査はふつうは次のように分類され、順番に行われる。

  • 身体検査

獣医師さんの診察を受けて、直接ワンコの身体を触ってみてもらう検査。日頃気になっていることをメモしておくと良い👍「問診」、「触診」、「聴診」など。

わが家の場合、最近少し咳き込むことがあって相談に乗ってもらった。トイプードルにありがちな膝蓋骨(膝のおさら)脱臼が起こっていないか、お膝もチェック。

ここで異常が分かると早めに治療を行うことができる。

  • 検体検査

ワンコから採取した検体を調べる検査。「血液検査」、「尿検査」、「便検査」など。

毎年受けている「血液検査」については以下で紹介。

  • 生体検査

受診したペットの身体をさらに詳しく直接調べる検査。「レントゲン」、「CT/MRI」、「心電図」、「内視鏡検査」、「超音波検査(エコー)」など。

ノンは胆泥症という持病と、原因不明の腫瘍を抱えているのでエコーで定期的に経過観察している。

血液検査で何が分かるの?

では、上で挙げた「血液検査」では何が分かるのだろう。

血液検査は大きく「血球検査」と「生化学検査」に分かれており、以下のように検査結果の値によって、主な病気や症状が予測できる。

おかんおかん

うちでは生化学19項目と血球検査の両方を受けてるよ。

早期発見が犬も人間も大事!

  • 血球検査

血液中の全細胞成分を調べる検査。

<炎症の有無>白血球数

<貧血/赤血球増加症>赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリット

<貧血の分類>MCV、MCH、MCHC

<止血の能力>血小板数

  • 生化学検査

<栄養状態>総蛋白(TP)、アルブミン(Alb)

<糖尿病>血糖値(Glu)

<脂質異常>総コレステロール(T-Cho)、中性脂肪(TG)

<腎臓系疾患>尿素窒素(BUN)、クレアチニン(Cre)、カリウム(K)、無機リン(IP)

<肝臓・胆道系疾患>ALT(GPT)、AST(GOT)、ALP、総ピリルピン(T-Bil)、γ-GTP(GGT)

生化学19項目

血液検査結果を発表!

今回、標準値から外れていたのが、血糖値、総コレステロール、尿素窒素、ALPの4つ。

ただし、ALPに関しては、コチラ↓の記事でお伝えしたように、1510という超高値をたたき出した4年前から次第に低下傾向。

今回は「285」と基準範囲の高値「254」まであと一歩とせまるくらい好転している 😀 

血糖値と総コレステロール値が正常値よりやや低いのは、ALP値が高い原因?と考えられた胆泥症対策として、フードを低脂肪のものに変えたせいかも。

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ALP値も落ち着いてきたし、少しだけ脂肪を解禁してあげてもいいかな~。

尿素窒素は、ほんの少しだけ標準値オーバー。いつも少し高めなので腎臓にも気を遣った食事にしてみよう。

検査結果です

ただし、検査結果が参考の基準範囲から外れていても、即病気とは限らない。今の症状と合わせて、しっかりと主治医の先生と話し合って指示に従おう。

このように検査結果の数値は、日々の愛犬の健康管理にとても役立つ。

おとんおとん

結果を見てそれっきり、という飼い主さんも多いみたいだね。

じっくり見て、ちゃんと結果を生かさないとね。

超音波検査(エコー)の結果は?-脾臓にも腫瘍!

「血液検査」と一緒に行った「超音波検査(エコー)」の結果も聞き、いつものように患部の写真を見せてもらう。

まずまず良好だった血液検査の結果が示すように、心配だった胆泥の量は前回とほぼ変わっていなかった 😳 。

もう1つの経過観察中の肝臓の腫瘍も、大きくなっておらずホッと一安心。

胆泥の量はさほど変わらず
肝臓の腫瘍

ところが思わぬことに腫瘍が脾(ひ)臓にもう1つ発見された!

こちらはまだ小さく良性か悪性かは不明。前にできた肝臓の腫瘍と同じように、とりあえずは3か月後、腫瘍が大きくなっていないかどうか再度エコーをとってみることになった。

もう1つ腫瘍が!

犬の脾臓の腫瘍は、良性か悪性かを見分けるのがとても難しく(これは肝臓の腫瘍と同様)、それは、血管が多い臓器のために、針を刺しての血液採取が危険を伴うためだ。

この腫瘍が大きくなってくると、だんだんと犬の元気がなくなってくるらしく、食欲不振、嘔吐、バテ易い、寝てばかりという症状が起こってくる。

我が家のワンコは今のところ、食欲不振やバテの症状はないけれど、そうした兆候を見落とさないようにしたい。

このように↓嬉しい判定をいただいたけど、気を抜かないこと!

 

一応一安心

まとめ

ということで、今年も大きな病気は見つからず、胆泥症と腫瘍は現状維持という結果だった。新たに見つかった腫瘍については、気をつけて経過観察していきたい。

毎年のこの習慣。元気に迎えられることが本当にうれしい。

みなさまにも、かかりつけの動物病院での毎年の健康診断を習慣にしていただきたいな。

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