前回、トリミングセットを購入した記事をアップさせていただきました~。
ついに今回、実際にお家トリミングにチャレンジしてみることに!うまくいくかな~。
といっても、実践するのは器用なボクの方(笑)。
切りすぎないでよ~😿。
トイプードルの魅力は何と言っても、あのカットスタイル。
品のある顔バリや、最強に可愛いテディベアカットなどのお顔だけではなく、脚や胴体、しっぽまでいろんなデザインが可能で、百犬百様の魅力を生むことができるのだ。
ただし、そのためには日頃のお手入れとマメなサロン通い(できれば、月1回程度)が必要。飼い主よりずっと頻度が高いかも 😐
1ヵ月近く、そしてそれ以上になってくると、特に前髪辺りが目にかぶさってきて、全体的にもさい浮浪者感がただよってくるのだ。
今回は、サロンが一時休業になるなどして、サロンに通う間隔がけっこう空いてしまった。そのために上のような状態に・・・。
予約が取れるまで、とりあえず顔周りだけでもスッキリさせたいと、購入しておいたシザーズセットをついに使ってみることに決めた。
さまざまなサイトやYOU TUBEを参考にしながら、初めてのお家トリミングにチャレンジ!
Contents
準備しておくもの
シザーズ(はさみ)セット
わが家で購入したのは、上記の記事で紹介したAUGYMER製のトリミングセット。
大小はさみ4本とコーム(くし)が専用ケースに入れられており、たいていの大きさと種類の犬に使えるものが揃っているので、多頭飼いやネコちゃんを飼っている人にはおススメだ。
かなりリーズナブルなお値段だが、実際に使ってみたところ、初心者の練習用には十分なクオリティだった。
トリミングテーブル
トリミング中に落っこちてしまうのが怖い--と床にシートを敷いて始めようと思う方がいるかもしれないが、それはお勧めできない。以下のような理由から、ある程度の高さがある場所を用意しよう。
- 犬と目線を合わせやすい
- 犬の動きが制限されてウロウロしない
- 飼い主の足腰が疲れにくい
市販の折り畳み式トリミングテーブルは、リード紐も付属でついており、座面が滑りにくいマット式になっているので使いやすそう。
でも、わが家の第1回目はダイニングのチェアで代用。ノンはビビりなので飛び降りることはまずなさそうだ。
実践!トリミング
全体をブラッシング
まず、絡まった毛玉があれば、きちんとほぐしておこう。
ブラッシングのために揃えておきたいセットは、コチラ↓の記事で紹介しているのでご参考に。
購入したトリミングセットに入っていたコームがなかなか使い勝手がよく、ふだんのお手入れにも使うことにしたよ。
カット場所のブラッシング
全体にざっとブラシをかけた後は、カットする個所をブラッシングしよう。
ポイントとしては、毛を寝かせるように櫛を入れた後、逆に立たせていく。こうすることで、カットするときに長さが揃うようになる。
顔の他の場所もこの要領で。
いざ、カットへ
ワンコを大人しくさせる方法
さて、準備が整ったところで、いよいよカットに!
ここで、ワンコの顔をじっとさせておく方法を調べてみると、口の下辺りの毛をつかむとワンちゃんが固まる。
そう、「顎クイ」がワンコにも効くのだ。
顎をつかませてくれないワンコの場合、鼻先をつまむ「鼻クイ」も効果がある。
カット時の注意点と主なカット個所
ハサミの背を毛に当てて、間違ってもハサミの先が目に向かないように気をつけよう。
「ハサミの先端を、常に顔の中心から外側に向けておく」と、不意にワンちゃんが動いても事故にならない。
このハサミのように刃先が円形になっているものがおススメ。
今回は、近々サロンに行くことを前提に、セルフカットの第一弾として、特に、見た目を左右し、清潔を保っておきたい以下の個所のトリミングを中心に行った。
<眉毛>
トイプードルの毛はカールしているので、放置しても目に入ることはなく、どんどん横に伸びていく。でも、せっかくの可愛い真ん丸なおメメが隠れてしまうので、きちんとカットしておきたい。
<口ひげ>
口ひげを放置すると、上に伸びた後、さらに伸びれば垂れ下がってしまう。こうなるとエサを食べるときに汚れてしまって不衛生だ。
ちょっと迷うのがおヒゲも切ってよいのかどうか。
実はトイプードルにもヒゲがちゃんと生えてるのだ。
猫のようには目立たないけれど、トイプードルにもセンサーとしての役割を果たすヒゲが生えている。
愛玩犬のトイプードルは、見た目の理由からサロンでヒゲを切ってもらってもそこまで支障はない。でも、感覚器官が衰えてくるシニア犬の場合、犬の安心感のためにもヒゲは残しておくのが良さそうだ。ましてや抜くのはNG。
<あごひげ>
顎の下の毛も、カットせずに放置しておくと垂れ下がっていき、えさを食べるときに汚れてしまう。
そうなると不衛生なので、ここも気がついたらマメにカットしたい箇所。
今回のトリミングで主に使用したのは、最も小さいハサミ。トイプードルの顔周りに使うには最適なサイズだ。
「すきバサミ」は人間と同様、毛のボリュームを落としたり、カットの切り口を自然にしたりするときに使用するようだ。
今回は主に、ハサミのみを使用したが、すきバサミを利用することでいろんなニュアンスが出せるらしい。腕をあげたら、頭の丸みを出すのに使ってみよう。
うーん、なかなか難しい。
こうして約30分ほどの格闘を経て、顔周りのトリミングが完成した(あごひげ、もうちょっと切ればよかったな)。
目の前にかぶさっていた毛もすっきりカットして、つぶらな瞳が顔を出した 😛 。
オヤツをあげて、お家でのトリミング時間も楽しいことを理解してもらわねば。
まとめ
ドキドキしながら、初めてのお家トリミングを終了。
わが家のワンコはまずまずのお利口さんで(笑)、トラブルもなく思ったよりもスムーズに行うことができた。
どうでしょう?変な髪形になってないかな?
初心者の割には、まあまあ上手くできた方じゃない?
これでサロンに通えないときも、家でお手入れできる。これからサロン通いが少しずつストレスになってくるかもしれない老犬のノンにとっては大切なことだ。
ただし、特に顔周りなどは危険も伴うので、大人しくできない子には、ハサミよりもバリカンの方がおススメかもしれない。私たちもペット用ミニバリカンを購入して、次はバリカンと足周りのカットにチャレンジしたいな。