小豆島は瀬戸内海に浮かぶ周囲126㌔の自然豊かな島。
意外にも山が険しく、最高峰の「星ヶ城」という山は816mの高さを誇る。
小豆島にはいろいろ楽しめるスポットがあるけど、一番有名なのはやっぱり寒霞渓(かんかけい)かな。
耳にしたことはあるけど、まだ行ったことなかったよね。
今回の小豆島を巡る旅では、星ヶ城の近くにある景勝地、「寒霞渓」にも愛犬同伴で出かけてきた。
Contents
基本情報
住所
香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
アクセス
頂上の寒霞渓までは、ロープウエイを利用することも、車で登ることもできる。
- ロープウエイを利用する場合
島の南部の草壁港から県道29号線を北へ進み、ロープウエイ( こううん駅→山頂駅)に乗車する。
- 車を利用する場合
頂上の寒霞渓まで、車では、4方向(北の大部港から、東の福田港から、南の草壁港から、西の池田港から)から向かうことができる。
少し傾斜のキツイS字カーブがあるが、安全に山頂まで登ることができる。
駐車場
無料(約200台収容)
寒霞渓(かんかけい)ってこんなとこ
瀬戸内海国立公園
「寒霞渓」は、およそ1300万年前の火山活動によってできた安山岩、集塊岩などの岩石が侵食されてできた渓谷。
瀬戸内海国立公園制定のきっかけともなった景勝地で、日本三大渓谷美の一つとも言われている。
春の山桜、初夏の新緑、秋の紅葉、とほぼ一年を通じて、瀬戸内海を背景に美しい景観をつくり出している。
ロープウエイから迫力を体感
ロープウエイからは、寒霞渓と瀬戸内海の迫力ある景色を、ごく間近で体感できる。
条件付きでペットも同乗可。
<営業時間>
※年中無休 / 12分間隔で運航
※運行時間 約5分
<料金>
乗降駅:こううん駅~山頂駅
<ペット同伴時>
ケージなどに入れれば乗車可能。(無料貸し出しもあり)
ただし、片道100円、往復200円が必要。
海と山のダブルの絶景
寒霞渓の山頂にはロープウェイ山頂駅、売店、レストラン、展望所などがある。
第1展望所からは美しい瀬戸内海が一望できる。
第2展望所には幸せ祈願の「かわら投げ」がある。(5枚200円)
この日は中国からの団体客が歓声を上げていた。
鉄の輪の中を通れば願いが叶うらしいよ。
第2展望所からも瀬戸内海と寒霞渓が見渡せる。
本州ではなかなか見られない迫力ある景色が広がる。
この日は、残念なことに紅葉まではあと一息で、ほんの少し木々が色づき始めたところだった。
春の桜か秋の紅葉が一面に広がる時期がやはり一番おススメだ。
迫力ある山のバックに瀬戸内海が広がるというのがイイね!
同感!まさに絵になる美しさだね。
売店とレストランの外のテラス席では、景色を楽しみながらワンコと一緒に食事することができる。
駐車場の裏手に犬のお散歩にぴったりなコースを発見!
三笠山山頂500mと書いてあるよ。行ってみよう!
少し登ると、神社が見えてくる。
坂がだんだんと急になってくる。
約10分ほど歩くと、残念ながら三笠山の山頂ではなく広場が出現!?
山頂はまだこの先みたいだね。
この広場はワンちゃんと遊んだり、ランチをしたりするにはぴったりな穴場だ。
広場から見下ろすと、かなり坂を登ったことが分かる。
この辺りは岩が多いね。
でもこの岩が、なかなか味のある景色を作り出しているんだよね。
他にも少し先に「鷹取展望台」、「四望頂(しぼうちょう)展望台」などもあるので、さらにウォーキングを楽しむことができる。
健脚の方向けに「登山道」もあるようだ。
わたしたちは少々お疲れで(汗)、散歩はこの広場までで打ち止め。
でも時間と体力に余裕があれば、景色を楽しみながらゆっくりと散策するのもよさそうだ。
まとめ
寒霞渓は、長い年月をかけて作り出された奇妙な岩山が印象的な観光地だ。
800メートルの山々が瀬戸内海に迫っており、迫力ある絶景が広がる。
海と山の絶景が同時に楽しめるのはポイントが高いよね。
ワンコも遊べる散策道も整備されているので、ぜひ愛犬を連れて寒霞渓の自然を満喫していただきたい。