日本三景「天橋立」の北方向には、日本海に突き出た丹後半島が広がる。
この辺りの魅力は手つかずの自然が残っていることと、何と言っても日本海が驚くほど綺麗なことだ。
丹後半島の先端に行ってみたいんだけど、皆さんどうかな?
絶景の灯台があるらしいよ。
ちょっと遠いドライブになるけれど、時間はあるから一度行ってみようか?
キレイな日本海を見てみたいもんね。
私はドライブも好きだよ♬ 大賛成!
丹後半島は起伏に富んでいて曲がり道も多く、一周すると約80キロもある大きな半島だ。
途中スポットに立ち寄ると半日コースとなるので、時間に余裕を持って出かけよう。
基本情報
住所
〒627-0245 京都府京丹後市丹後町袖志
アクセス
国道178号線沿いの「丹海バス停(経ヶ岬)駐車場」を北方向へ曲がる。
約1キロ進むと「経ヶ岬駐車場(展望広場)」が見えてくる。
駐車料金: 無料
収容台数: 普通車約50台
展望広場からは、日本海の水平線が目に飛び込んでくる。
ここから勇気を出して見下ろすと、足がすくんでしまうような断崖絶壁が!!!
でもそこには、手つかずとも言える大自然が広がっている。広場から見ても、水が透き通っているのがよく分かる。
石垣島のエメラルドグリーンの海にもいつも癒されてるけど、ここの海も素敵だな~。
深い青がとっても神秘的。
左手を見ると、これから向かう「経ヶ岬灯台」が遠くに見える。
丹後半島先端の「経ヶ岬」灯台
経ヶ岬は丹後半島の先端に位置し、日本海の荒波をダイレクトに受けて岬全体が断崖絶壁となっている。
岬の頂上は201メートルもの高さがあり、山頂には展望台も設置されている。
ワンコと一緒に灯台へ♪
駐車場から灯台を目指していざ出発!
看板には、灯台へは約400メートル、展望所も同じく400メートルとある。
距離は思ったより近そうだが、入口にはすでに急な階段が見える 😯
ワンコはいつも通り元気よく階段を駆け上っていく。
でも、想像以上の急斜面が続くので、念のためにオトンに抱かれて登ることに。
前半(下図の赤)は、かなり急な階段が続くので、足元はスニーカーなどがおススメ。
久しぶりの運動で、息が切れそうだ( ;∀;)
スニーカーで正解だったな。
ヒールやサンダルだと無理だったかも。
そして、急な坂と格闘すること約15分、「山頂展望台」と「経ヶ岬灯台」の分岐点に到着した。
「山頂展望台まで0.2キロ」と「経ヶ岬灯台まで0.2キロ」の看板が見える。ここはどちらに行くにもちょうど中間点のようだ。
山頂展望台の階段が見えるけど、今までより階段が急だよ(怖)。
あと200メートル階段が続くと、さすがにギブアップだね!
※山頂展望台は、ビューがそれほど開けているわけではないので、階段を上っていく頑張りに見合うスポットかどうかは微妙らしい...
私たちは、灯台を目指して再びウオーキング。
分岐点から先は、こう配がゆるやかになるので、ワンコも楽々とお散歩を楽しめる。
そして歩くこと約10分、やっと「経ヶ岬灯台」に到着!
意外とコンパクトでかわいい灯台ね。
最近訪れた足摺岬灯台と比べてしまうせいかな。
経ヶ岬灯台は、明治31年(1898年)に近畿地方最北の地に設置された灯台(海抜148メートル)。
経ヶ岬は安山岩からなる柱状節理の発達した海食崖になっていて、『山陰海岸ジオパーク』のスポットとなっている。
「ジオパーク」とは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味する。地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所のこと。
灯台は、青く広がる日本海に向かって明かりを灯している。
今日は波も穏やかで天気が良いけど、冬になると荒波が立ちそうだね。
灯台が頑張っているのが良くわかるよね。
東方向を見ると歩いてきた山々と綺麗な日本海が望める。
帰って写真を見ても、空の青と海の青の美しさがやはり際立っている。暑い中、足を運んでよかったな。
経ヶ岬の最先端は!?
「経ヶ岬駐車場(展望広場)」か「経ヶ岬灯台」からは経ヶ岬の最先端に降りていくことができるのだ。
この辺りは、安山岩からなる柱状節理の発達した海食崖となっていて、奇妙な形の岩々を見ることができる。
足元に注意しながら、絶景の海岸線を楽しむのもイイね!
本当、不思議な形の岩だ 🙄
なかなかの迫力だね!
まとめ
近畿最北端の経ヶ岬灯台はどうだったかな?
丹後半島の最北端は、初めて来たけど、想像以上の大自然だったね。
非日常の絶景を味わえて楽しかったよ。
あの厳しい階段を数名のシニアの方々が登っていたのには驚いたな(笑)
でも感動したよ。丹後半島の先端は驚くほど水が綺麗で、こんな秘境だとは思わなかった!