こちらの記事でご紹介したように、格安航空会社(LCC)でも、ペットを乗せてくれる航空会社が何社か存在する。
今回は、大阪から石垣島まで2人と1匹でLCCを利用してフライトをすることに♬
我が家のワンコは飛行機に乗るのが今回で2回目。
初めてのフライト記事はコチラ↓
1回目は大阪から宮古島までのフライトだったけど、
あれから少し歳を重ねたのと、初のLCCだから少し緊張するね~。
Contents
関西から沖縄(石垣島)までペットを連れて行くには?
今回は少し長期滞在の予定なので、ノンも連れて行くことに。
そこで悩ましいのがペットの移動方法。
関西から石垣島へは、「直行で行くのか?那覇を経由するのか?」そして、「飛行機で行くのか?船で行くのか?」
どんな行き方があるのだろう?
関西から沖縄(石垣島)への旅客船は?
海外の航空会社は、小型であれば犬や猫を機内へ入れてくれる会社が多くある。
でも、日本では貨物室に入れられるんだよね...。
貨物室内は、気温や気圧の変化もあるし、ジェットエンジンの爆音もすごいから、命を落とす危険性もあるらしいね。
ノンももう8歳。
負担を考えると、やっぱり飛行機より船の方がいいのかな?
関西から石垣島へ直行で行けるペット同伴可の旅客船があればベストなんだけど、そんな旅客船ってあるのかな?
いろいろ調べてみたところ、
「関西~石垣島」や「関西~那覇~石垣島」の旅客船は、このところの格安航空会社(LCC)の台頭で、2017年を最後にすべての路線が廃止されていた。
なんですと!
関西から沖縄(石垣島)への飛行機は?
ということで、船をあきらめて、飛行機での行き方を調べることに。
関西から石垣島までの行き方としては、
- 発着地:「関西国際空港」または 「神戸空港」または 「伊丹(大阪国際)空港」
- 経由地:「那覇空港」を経由
- 到着地:「石垣空港」
つまり、直行で3パターン、乗り継ぎで3パターンの計6パターンが考えられる。
ちょっと面倒くさいけど、いい機会なんで一度調べてみよう。
※運賃はおおよその目安
① 関西国際空港→石垣空港
- Peach ペット☓ LCCで運賃安
- 日本トランスオーシャン ペット〇 運賃やや高
- 全日空 ペット〇 運賃高
② 神戸空港→石垣空港
- 該当なし
③ 伊丹(大阪国際)空港→石垣空港
- 該当なし
④ 関西国際空港→那覇空港→石垣空港
<関西国際空港→那覇空港>
- Peach ペット☓ LCCで運賃安
- ジェットスター ペット☓ LCCで運賃安
- 日本トランスオーシャン ペット〇 運賃やや高
<那覇空港→石垣空港>
- バニラエア ペット☓ LCCで運賃安
- ソラシドエア ペット〇 運賃中
- 日本トランスオーシャン ペット〇 運賃やや高
- 全日空 ペット〇 運賃高
- 日本航空 ペット〇 運賃高
⑤ 神戸空港→那覇空港→石垣空港
<神戸空港→那覇空港>
- スカイマーク ペット〇 運賃中
- ソラシドエア ペット〇 運賃中
<那覇空港→石垣空港>
- ④と同じ
⑥ 伊丹(大阪国際)空港→那覇空港→石垣空港
<伊丹(大阪国際)空港→那覇空港>
- 全日空 ペット〇 運賃高
- 日本航空 ペット〇 運賃高
<那覇空港→石垣空港>
- ④と同じ
直行で行くのであれば、日本航空グループの日本トランスオーシャンが便利だね。
でも、運賃が安いのは、那覇を経由する神戸空港→那覇空港→石垣空港のコースだよね。
ということで、今回は、運賃の安い[神戸空港→那覇空港(スカイマーク)と那覇空港→石垣空港(ソラシドエア)]に決定した。
格安航空会社(LCC)でペットとフライト体験
神戸空港→那覇空港(スカイマーク)
※スカイマークは、厳密に言うとLCCではなくて一つランクが上のMCC(ミドルコストキャリア)と言われているらしい。
神戸空港へは三宮からポートライナーに乗って、約18分で到着できる。
関西国際空港へ行くより早くて便利!
スカイマークでのペットのチェックイン方法は、全日空や日本航空とほぼ同じ。
※注意
次の短吻種(たんふんしゅ)犬は体調異変が起きやすいため、”年間を通して”預けることができないので注意が必要。
パグ、シーズ-、ボストン・テリア、ペキニーズ、チン、ボクサー、ブルドッグ、チベタン・スパニエル などの短吻種(たんふんしゅ)犬
<手続き>
- 事前予約は必要ないが、ホームページから同意書をダウンロードして事前に記入しておくと、時間短縮になる。
- ペットケージは、無料で貸し出しサービスがある。ただし、出来ればマイケージを持参したい。(大きさは51cm×69cm×48cm、重さ32㎏まで) ※日頃慣れているブランケットやおもちゃを入れておいたり、長いフライトのときは給水器などを用意しておいたりするとよい。
ちなみに、わが家のケージはコチラ↓
- 当日は、出発時刻の30分前までに手続きを終える必要があるため、余裕をもって1時間前には到着したい。
- ご主人のチケットを発券した後、係員に「ペット同伴」を申し出る。
- ペットは荷物(?)扱いになるので、保安検査機を通り、手荷物カウンターでペットを預ける。
- ここで同意書を提出し、ペット料金(1区間1ケージにつき一律5,000円)を支払えば手続き完了となる。
ここで、ワンコはキャリーバッグと共に消え去る...。
空調設備は完備しているらしいけど、貨物室はジェットエンジンの爆音がスゴイんだろうね。
ケージの中にオトンのパジャマを入れてみたんだけど心配。
もしかして心を閉ざしてしまうかも?
台風接近中のため少し揺れながら約2時間15分のフライトが終わり、那覇空港へ無事到着。
手荷物受取所へ近づいて行くと、遠くから「ワン!ワン!ワン!」と大きな犬の鳴き声が聞こえてくる。
外ではほとんど鳴かないノンが、全力で鳴いているところを見ると、やはり相当不安だったのかもしれない。
そして、地上スタッフの方から直接ノンを引き取ると、オカンの顔を見てやっと鳴き止んだ。
次のフライトまで2時間あるので、一旦空港の外に出て排尿とゴハンを済ませて、しばし休息。
体調の変化も無さそうで一安心。
那覇空港→石垣空港(ソラシドエア)
※ソラシドエアも、厳密に言うとLCCではなくて一つランクが上のMCC(ミドルコストキャリア)である。
ソラシドエアでのペットのチェックイン方法も、スカイマークとほぼ同じ。
※注意
次の短頭犬種は体調異変が起きやすいため、”5月1日~10月31日まで”預けることができないので注意が必要。
ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、テリア(ボストン・テリア、ブル・テリア)、スパニエル(キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル)、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ などの短頭犬
スカイマークと異なる点
- ケージの大きさは65cm×95cm×70cmまで
- ペット料金は、1個1区間あたり6,000円(ただし石垣-沖縄線は、4,000円)
約1時間のフライトで石垣空港に到着。
今度は少し慣れたのか?少し小さめの鳴き声で呼んでいた。
お隣には、もの静かなネコちゃんも到着していた(笑)
ノン!よく頑張ったね!もう大丈夫だよ。
まとめ
LCC(厳密にはMCC)にペットを乗せるのは少し不安だったが、ペットは空調管理された場所で大切に預かってもらえて、全日空や日本航空となんらそん色はなかった。
海外のように機内持ち込みが出来るようになればいいのだが、なかなか難しそうだ。
ストレスをかけた分を取り返すためにも、石垣島を一緒に楽しもうっと。
石垣島でのワンコとの遊びは今後掲載予定!