関西都会派ワンコの散歩なら中之島
犬にとっては、海や山に囲まれた自然いっぱいの田舎がやっぱり楽しいのかな。それでも都会にもいっぱいワンコが生息している。
結局どっちのワンコも飼い主とイイ時間を過ごすことができれば幸せ。でも、今回は都会派ワンコのための都会の真ん中の公園に注目してみた。
中之島にwelcome!
堂島川と土佐掘川に挟まれた中之島、梅田から徒歩圏内という大阪の中心地。ここには、大阪市役所や大阪地方裁判所などの政治の中心でもあり、大阪国際会議場、大阪市立科学館、国際美術館などの文化/芸術の中心でもある。
そして、大阪の「銀座」である最大の夜の繁華街「北新地」も近いし、最新おしゃれスポット「グランフロント大阪」からも一本道。大阪観光に訪れた人は、ちょっと寄り道して、わちゃわちゃした大阪の街だけでなく(そこが大阪のイイところ!)、レトロでありながらスタイリッシュな、古くて新しい大阪も味わってほしい。
中之島のお勧めスポット
さて、中之島には、川沿いに延々と続く、約1.5km、面積10.6haにわたる中之島公園がある。そのまわりには、上にあげたような重厚な建築物が建ち並んでいて、それらがいろいろな木々の緑に映えている。まさに「都会のオアシス」。
国立国際美術館はこのように未来を思わせるスタイリッシュな外観。もちろん外観だけでなく、興味深い展覧会やイベントがいつも開催されていて、子供にアートを身近に触れさせる学習プログラムが行われることも。
館長は、美術館は「川」だという。美術家たちを源流として流れ出す川。そういう意味でも、この立地はぴったりだ。もっと美術館のことも紹介したいけど、だけど、今回はワンコ同伴記事なのでここまで。
道の向こうに見えるのは、大阪市立東洋陶磁美術館。この美術館は、住友グループ21社から有名な「安宅コレクション」を寄贈されて、大阪市が設立した世界第一級の美術館。国宝と重要文化財も展示されている。中之島公園の緑に溶け込んだ建物が美しいね。
そして、ワンコ連れに嬉しい遊歩道。ポカポカと芝生に寝ころんで日向ぼっこもいいけど、私は水面に映る光がキレイな夕焼けどきが好きかな。何だかロマンチックになれる。
中でも一番のお気に入りの建物は大阪市中央公会堂。このルネッサンス様式の建物は、大正時代にできたもの。昔はオペラやコンサートが開かれていたが、今は演劇、ファッションショー、映画、学校行事などいろんな催しに利用されている。ビジターの見学も可能だし、もっと知りたい人はガイドツアーにも参加できる。
ワンコは無理だよね。でも、外から歴史のいぶきを感じたい。
もっとたくさんの、あなただけのお気に入りスポットができるはず。
ちょっと一服
公園内にレストラン「ガーブウィークス」は、
テラス席のみペット可。ただし大型犬は不可(お一人様一匹迄入店可)。
大阪マルシェからの地元野菜を使った新鮮なお料理。薪窯で焼くビザが大人気。
結婚式の二次会やパーティなどもよく開催されていて、素敵なロケーションをわんこと一緒に楽しめる。
年末に入ると、この近辺では。例年イルミネーションイベント「OSKA光のルネサンス」が開催される。クリスマスからの中之島は、さらに注目!