上の記事でお伝えしたように、憧れのワンコ同伴の船旅。
さんふらわあ、で乗船中も愛犬と一緒に過ごせる「ウィズペットルーム」を予約し、意気揚々と車で神戸、六甲港に向かった二人と一匹。
さんふらわあ号が欠航したら
ところが、車中で1本の電話が。
「濃霧のため、船が明石海峡付近で停泊中で出航の見込みがたちません」
なんと、霧のために明石海峡が見えなくなるほどの深い霧で、折り返し別府に向かうはずのさんふらわあ号が海上で停止しているというのだ。
自然が相手なので、船旅を選んだ以上、こんな不測の事態も起こってしまう。
7~9月の台風シーズンであれば、台風が気になってチェックすると思うけど、爆弾低気圧などの大型低気圧や、今回のような濃霧でも、フェリーが欠航することがある。
わたしたちも濃霧が発生することを知らなくて、4月現在では欠航の心配はしていなかった。
欠航はどこで、いつ分かる?
欠航(および遅延)の場合は、基本的には、予約時に記入しておいた電話番号に連絡が入る。そのため、連絡先は固定電話ではなく、必ず携帯電話にしておくこと。
出航時間の変更や欠航は、その日の海象・気象状況に基づいて、可能な限り早く決定されるとあるが、安全のため直前に決まることもあるとのこと。
最新の状況は、次のように、さんふらわあのホームページのトップの「運行状況」で案内される。
ちなみにこちらの連絡先は時間外は留守電のためつながらないのでご注意。
今回、港に着くまで何回もHPをチェックしたけれど、「見通し立たず」のままで、遅延になるのか、欠航になるのか、HP上では更新されなかった。
リアルな状況を知るのに役立ったのはTwitter。船上で足止めされている人などのツイートで、状況が把握できた(なんと約2日間、船上で過ごすはめになったようだ・・・)。
早朝から濃霧による停船勧告で明石海峡西口で錨泊したままのフェリー4隻。 停船からまもなく半日経とうとするも未だに動けず!
結局、六甲のフェリーターミナルの受付まで向かったところ、
「まだ決定していないけれど、欠航となる可能性が高いです」
とのこと。ターミナルで粘っている人々も数人いたが、大半の予約客はあきらめてキャンセルしたようだ。この時点でキャンセルも受け付けてくれるというので、わたしたちも迷った結果、キャンセルすることにした。
(後で分かったが、結局、欠航となった)
欠航の場合の料金は?
さて、このように欠航となった場合、支払い済みの料金はどのように扱われるのだろう。
振替
翌日以降の船便に空きがあれば振替が可能。
キャンセル
キャンセルの場合は、キャンセル料は全額払い戻しとなる。クレジット払いだったが、払い戻しは現金だった。
なお、往復予約の往路が欠航のとき、復路もキャンセル料なしで、全額払い戻ししてもらえる。
さいごに
わたしたちは1週間にわたって九州のホテルを予約していたので、仕方なく大阪から車で向かうことに(涙)。
おとん、がんばって運転するかー
フェリーは寝ている間に移動ができるので、時間を有効利用できるものの、こうしたリスクも避けられない。
「もしも」のときにどうするかを前もって考えておきたいね。
[…] […]