Contents
南紀随一の眺望をペット同伴で楽しもう
日本海のしけった荒波を見ながら温泉-これも日本人らしくて情緒があるけど、南国風味の南紀でほっこり温泉も捨てがたい。
今回訪れたのは、南紀白浜から約20分の地に建つホテル「ベルヴェデーレ」。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ12-1024x768.jpg)
ベルヴェデーレの語源は 「Belle(美しい)」と「Vedere(見る)」を合わせたもの。
山道をどんどん登っていき、たどりついた高台にたたずむのがこのホテル。
太平洋の水面が一望できる眺望は、ホテルの名前に恥じない雄大さだ。天気のいい日は、足湯に浸かって海を眺めるのが気持ちいい(ただし、ワンコはNG)。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/iPhone-2016.12.28-09.46.47.937-1024x768.jpg)
ホテルの外観は、南国リゾートの風情だ。少しばかり雑然とした感じが気になるかな。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/iPhone-2016.12.28-09.50.42.856-1024x768.jpg)
犬はフロントを通してもらえず、ペット用の入口からチェックインする。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/7-e1492229139738-768x1024.jpg)
Room214~218の5室がペット用の客室。この日は満室のようで、廊下を通るとキャンキャンと犬のほえる声が聞こえた。ホテル内でワンコが通れるのはこの廊下だけだ。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ8-768x1024.jpg)
予約時に注意!
実はペット対応の部屋は全部で3種類ある。
公式サイトやその他の予約サイトでは説明が分かりにくいので、予約時に間違えないように注意する必要がある。
ペットハウス付き客室
ワンコはホテルに隣接するペットハウスで宿泊。ゲージではなく、冷暖房と監視モニター付きの広い部屋だ。
中大型犬や、吠え癖のある犬はこちらの方が安心かも。普段使いのベッドや毛布やオモチャを持ち込んでおくことも可能。
料金は1匹につき1泊2000円。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/iPhone-2016.12.28-11.37.27.854-1024x768.jpg)
ペット同伴客室
ペットと同宿可の部屋は上で紹介した214~218の5部屋。対象は小型犬のみ。部屋の広さは10畳。
<1匹当たりの料金>
1泊 通常宿泊料金+3,000円
2匹目以降 +1,000円
和洋特別室
われわれが宿泊したのはこの1室限定のお部屋。この部屋も小型犬が宿泊可能。
広さは約56㎡と広く、ベッドルームと和室(堀こたつ)付き。
![おかん](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2017/12/kyoko9-1-e1513934397967-1024x1024.jpg)
他のペットルームよりもずっと広く、ゴージャスな造りなのに料金は数千円ほどしか変わらないんだよね(プランによる)。
だから、わたしは断然この部屋がオススメ。
室内を紹介
いつものようにお部屋探検から。ワンコの臭いは残っているかな。うちのワンコがいつも一直線で向かうのはココ。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ3-1024x768.jpg)
部屋はシックに茶色で統一されている。この寝室の壁は南紀の海を染める夕焼けをイメージして、南紀の土を配合した左官アートとのこと。
「プロフェッショナル-仕事の流儀」で、旅館の壁を塗る左官屋さんの番組を見たばかりだ。最近はホテルも土壁が流行らしい。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ5-1024x768.jpg)
2人と1匹では広すぎ! 掘りごたつを囲んで女子会で宴会もいいかも。お茶とお菓子で一服。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ2-1024x768.jpg)
詳細な部屋の様子はのん登場の以下の動画をどうぞ ↓
海の幸と山の幸
せっかくの掘りごたつの和室で夕食も楽しみたいところを宴会場で夕食と聞いて少し残念。
でも、通された先は個室で、並べられたお食事を見て再びテンションアップ!
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ1-1-1024x768.jpg)
いつも食べきれなくなるから少なめの会席コースを注文したはずが・・・
多いよ!これに加えて、炊き込みご飯、天麩羅盛り合わせ、デザート。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ9-1024x768.jpg)
「イノブタ」をご存じだろうか。文字通り、イノシシとブタをかけ合わせたもの。
ホテルのあるすさみ町は、寄贈された雄イノシシと雌ブタを交配させて初めてイノブタを誕生させた町。まさにイノブタの本場なのだ。
わたしはイノブタ初体験。豚肉の臭みが消えてあっさりした味わい。低脂肪な割に、霜降りがステーキや焼き肉にぴったりで、身体が温まるとスタミナ料理として人気だ。
ランチには、豚汁ならぬイノブタ汁、イノブタカツ定食もいただき、すっかりファンになった。
![](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2016/12/ベルヴェデーレ10-1024x768.jpg)
近海で水揚げしたばかりのお魚を魚醤油とニンニクで仕上げたお料理。
「和歌山だからマグロ三昧かな?」
と単純に思っていたら、「ハモ」や、幻の高級魚「クエ」コースも注文できる。
まとめ
絶景の露天風呂や、太平洋を望む眺望、どこからどこまでもドッグランかと思うような広々とした敷地。
豪華とは言えないけど、スタッフの心遣いも温かで素朴。
![おかん](https://noir-style.net/wp-content/uploads/2017/12/kyoko9-1-e1513934397967-1024x1024.jpg)
でも、何よりも満足したのはお料理だったかも(笑)。
ホテルからの観光はコチラの記事をご参考に。