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愛犬と「雲海」を見たい!
さて、わたしたちはコチラ↑の記事で紹介したように、竹田駅周辺を散策した後、「天空の城」を目指して出発した。
竹田城跡のある古城山は、標高353.7m。
つまり、ふもとから250メートルくらい登ることになるんだよね。
忘れてはいけないのはワンコ連れってこと。
竹田城跡へのルートは4つ
上の地図(A~Dが駐車場)を見ていただければわかるように、竹田城跡へ登るルートは主に以下の4つ。
- 「山城の郷」ルート:約40分
- 「南登山道」ルート:約60分
- 「駅裏登山道」ルート:約30~40分
- 「表米神社登山道」ルート:約40分
1.山城の郷コース
- 全部歩いた場合
これが、わたしたちも選んだ一番オススメのコース。
「山城の郷」まで車で行き、「山城の郷駐車場(A)」に駐車する。(これ以降は一般車の通行は不可)
こちらには、観光案内所、レストラン、自販機、喫煙場などがある。
飲み物や軽食などを持っていないときは、ここで補給しておこう。ワンコの排泄もすませておきたいね。
特に、夏場は熱中症予防のお水は必須! 9月のこの日も暑さ指数は「厳重警戒」レベル。
城跡に入場できる「城跡料金所」までは歩いて約40分。
他のコースに比べると、上りがゆるやかで、足元も舗装道路なので歩きやすい。ただし、ヒールは不適でスニーカー必須。
ただし、後方から一方通行の道をバスなどが割とひんぱんに上がってくる。
歩道というよりも路肩を歩くことになるので、ワンコや子供は車に十分気をつけよう(右側一列通行)。
ウォーキングの途中で、左手に竹田城跡がちらちらと見えてくるのが楽しい。
- 途中までバスORタクシー
健康的にウォーキングもいいけど、この日は気温が30℃近くまで上がったので、ややバテ気味。
真夏だとちょっと辛いかも・・・。
中間地点の「中腹第2駐車場」まではバスかタクシーを利用して約20分短縮できる。
バスは犬NGだけど、抱っこできる程度の小型犬であればタクシーに乗せてもらえそうなので相談してみよう。
ちなみに、一方通行の道路なので、帰りは逆走になり、歩くしかないが、下り道なので行きよりはさほどキツくない。
2.南登山道ルート
比較的ゆるやかな坂道で、城跡料金所までは徒歩で約60分かかる。
日頃の運動不足を解消したいという方にはアリかも。
コチラのルートが近いのは、B2駐車場。
3.駅裏登山道ルート
竹田城跡だけじゃない!竹田城周辺をペットと一緒に楽しもうでもお伝えしたルート。
実は、ワンコを抱いたまま少し登り始めたけど、あまりのキツさに引き返したのだ(笑)。
料金所までは800mだし、ハイキング気分で登れるかな?と思ったのだが・・・。
坂がきつくて、とても観光気分になれそうになくて断念。
しかも、観光客の姿もほとんど見当たらない。
体力に自信のある方はチャレンジをどうぞ。
4.表米神社登山道ルート
駅裏登山道よりもっと険しいという健脚者向きのコース(笑)。
時間は約40分程度。
ということで、わたしたちは1.のコースで登ってきた。
中間地点の「中腹第2駐車場」まで来ると、バスやタクシーを使った人たちが降りてきて、観光客が一気に増える。
この日はシニアの団体客やカップルの姿も多く見られた。
竹田城跡は5年前くらいに『恋人の聖地』として認定されたらしいよ。
コマーシャルでも放送されてたものね。
少し歩くと、「中腹駐車場」という広場があり、ここでトイレ休憩ができ、飲み物や栗などが販売されている。
途中で、「表米神社登山道」と合流したので、少し下ってみるとすごい急勾配だ。
やっぱり、このルートは脚に自信がある人たちのためのルートだわ。
ワンコ連れじゃ、さらに無理!
「城跡料金所」に近づくにつれて、勾配がさらにキツくなってくる。
だんだんとペースダウンしながら、ようやく料金所に到着!
竹田城跡ってこんなとこ
<入城時間>
※1月4日~2月末は、竹田城跡へは入城不可。
※城跡内の見学時間は30分から60分ほど(目的等により個人差あり)。
<観覧料金>
ペットが入場できるのは嬉しいこと。
マナーを守って、いろんなワンコたちと一緒に天空の城を楽しみたいね。
<注意事項1>
ペットの入城について、特に規制はしておりませんので、一緒に入城していただけます。
ただし、リードを付けていただく、糞の始末をしていただく等他のお客様の迷惑にならないようお願いします。
※麓の駐車場からバス、タクシーをご利用になる場合、ペット同伴の乗車は不可の場合があります。
ペット以外にも、以下の点にも注意しよう。
<注意事項2>
城跡内で飲食していただいても構いませんが、ゴミは各自でお持ち帰りください。
また、観覧中のお客様の妨げにならないようお願いします。
※お弁当を食べられる場合は、北千畳(一番最初の広い箇所)にてお願いいたします。
以下の順路に従って進んで行くと、約30分ほどで一周できる。
北千畳 ⇒ 三の丸 ⇒ 二の丸 ⇒ 本丸 ⇒ 花屋敷 ⇒ 平殿 ⇒ 南二の丸 ⇒ 南千畳
入城すると、周囲の山々と麓の街並みがとても綺麗に見渡せる。
約250メートル登ったはずだが、麓を見ると、竹田の街並みがとっても小さく見えて、2~3倍登ったような気がしてくる。
城跡の中の道は軟らかいシートが敷かれていて、ヒトもワンコも脚に負担がかからないのがありがたい。
コチラ↓が本丸からの動画。
この山の上にこんな石垣を作るにはどれほどの労力がかかったのだろう--。
その「壮大さ」とともに「緻密さ」にも驚かされる。
このように美しい城跡をゆっくりと休憩を挟みつつ堪能したいけれど、ベンチがあるのは北千畳の1つだけ。
上の注意事項で書いたように、お弁当などを食べられるのは北千畳だけだが、城跡内は観光客も多く、食事をとるのはなかなか難しい。
この日は、途中の道の駅で、丹波牛肉しぐれ煮弁当とわらび餅を買い込んだが、結局は「中腹駐車場」の広場で食べることになった(こちらもベンチは1つだけ)。
実は、竹田城跡までの徒歩コースには、ベンチなどの休憩場所がほとんどないので、食事は「山城の郷」で済ませておいた方がよいだろう。
これに雲海がかかっていたらどんな景色になるのだろうね。
わたしたちを含め、多くの観光客のお目当ての「雲海」。
ただし、このように美しい雲海は簡単には見られない。
一般的には「9月~11月の明け方から午前8時頃まで」の条件がそろったときだけ。
実は雲海の正体は「霧」。
日中に暖められた空気が夜になると冷やされて、川の水温よりも低くなる。
そうすると、川の水が蒸発して「霧」になるんだって。
<雲海ができる条件>
- .湿度が高く十分な放射冷却があること
- よく晴れていること
- 前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
- 風が弱いこと
わたしたちが出かけたのはお昼時だったので、もちろん雲海には出会えなかった。
雲海シーズンは、午前4時から入場可能。早起きしてチャレンジしてみる価値は十分にある。
ところで、
実際に竹田城跡に登ると全景が見えなくなるから、少し離れた所から全景を眺めるのもいいね。
オススメの場所は、竹田城の真向かいにある立雲峡(りつうんきょう)だ。
標高756メートルの朝来山の中腹に、第1展望台~第3展望台があり、そこから見る竹田城跡は撮影スポットとして人気がある。
実際に竹田城跡に登った後に、立雲峡から撮影すると2倍の楽しみ方ができる。
駐車場は、Dの立雲峡駐車場が便利。(ただし、協力金として普通車300円が必要)
詳しくはコチラ↓の記事で。
まとめ
「竹田城跡」はとっても魅力的なところ。ワンちゃんもOKなので、お留守番ではなくてぜひ一緒に登って記念撮影をし、いい思い出を作っていただきたい。
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