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犬ドッグの検診結果が届きました

 

 

こちらの記事でお伝えしたとおり、シニア期に入ったうちのワンコも定期検診を受けることにした。

1週間~10日間くらいで結果が出ると聞いていた。そのことをすっかり忘れているくらい気に留めていなかったのだけれど、ある日、病院から

 

「ノンちゃんのお母さんですか?検査のことでお話したいことがあるので、病院に来ていただけますか?」

 

との電話が!怖すぎる!

あわてて病院に向かった。

ALPって何?

検診の血液検査で調べたのは以下の基本16項目。

 

ワンコ検診
血液検査基本項目

 

赤丸のついた「ALP(アルホス)」。このALPが、正常値49~298のところ、

1510!

だというのだ。

 

ALPは、リン酸化合物を分解する働きを持つ酵素のこと。

ワンコには、腎臓、肝臓、骨、胎盤、腸などにALPが含まれている。したがって、ALPの数値が高いということは、これらの臓器に何らかのダメージがあると想像される。でも、話はそんなに簡単ではない。

大きく分けて、ALPが高くなる原因は6つに分類される。

 

  1. 年齢(子犬)と犬種(シベリアン・ハスキー、スコティッシュ・テリア)。
  2. 薬の影響(コルチコステロイド、フェノバルビタールなど)
  3. クッシング病
  4. 肝臓/胆管系の病気
  5. 肝障害を起こす病気やストレス(糖尿病、甲状腺機能の異常、炎症、腫瘍など)
  6. 骨に関連する病気(腫瘍、栄養不良など)

 

このようにいろいろな原因が考えられるので、ひとつずつ可能性を検討していくために、さらに詳しい検査が必要になる。

精密検査で調べること

基本的には、犬も人間も検査内容はほぼ変わらない。

1.超音波検査(エコー検査)

超音波検査では、人間に聞こえない高い周波数の音波を利用して、腹部で音波が反射して返ってくるエコーを受信して、画像にする。

妊婦にはエコー検査を使うように、麻酔を使用しなくてもいいし、放射線を浴びることもない。ワンコにとって苦痛も少ないし安全なので、ふつうはエコー検査を最初に行う。

エコー検査では、肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓、膀胱、前立腺、子宮や卵巣と、多種多様な臓器が調べられる。加えて、最近は進歩して、食道、胃、腸まで調べられるようになった。

そして、もう1つのメリットは「リアルタイム」で臓器の様子が観察できること。

2.CT検査

CT検査とは、コンピューター断層撮影法のこと。身体にエックス線を照射して、コンピュータ処理で体の中を画像にする。

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CT検査では、ワンコの体のまわりを360度回転して撮影するため、2次元ではなく立体的に3次元で撮影できる

エコーでははっきりわからない部分が見える可能性があるが、全身麻酔を必要とするので犬に負担がかかる。

胆のう周囲に異変?!

いっしょにエコー検査に立ちあい、獣医からの説明を聞きながら、リアルに内臓の様子を見ることができた。

そのとき、すぐに大きな黒い影に気がついた。先生が言うには、この胆のうの近くにある塊は、エコーでは腫瘍かどうかがまだはっきりとしない。

さらに、胆のうの中にもやっとした白い影が見える。

これは「胆泥症(たんでいしょう)」といって、さらさらな胆汁が胆のうの中で濃縮して、どろりとした状態に変わる病気のこと。この胆泥症が悪化して、さらにどろどろ度が高まると、胆のう破裂という最悪の結果を招くことがあるという。

ALPの高い値の原因の1つに、胆のう系の疾患を挙げたが、腫瘍?と、この胆泥症が関係しているのかもしれない。

腫瘍の部分をはっきりとみるためにCT検査を受けたのだが、結局はCTでもエコーとほぼ同じ画像しか得られなかった。

 

ノワ
帰宅の途につくのん

 

今後の治療の選択肢の一つとして、症状が重くなる前に、胆のうを摘出してしまい、そのついでに良性か悪性かはっきりしない腫瘍もとってしまうという道がある。

しかし、本やネットで調べてみたところ、手術の成功率はあまり高いわけではなく、獣医の間でも胆のう摘出については意見が分かれているようだ。

 

とりあえず、胆のうの泥を流れやすくするお薬を飲みながら経過観察という、モヤモヤした結果となった。

 

*CT検査代、40000円超!

 

ただ、今日も変わらず元気! 積極的な治療をするかどうか(開腹して腫瘍および胆のうを摘出する)についてはずいぶん悩んだが、とりあえず毎月エコーを取り、3ヶ月毎に血液検査をして経過を観察することにした。

経過観察結果については、今後も報告していく予定。

 

こちらの記事もご参考までに。

 

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