岡山県にある「牛窓」は、穏やかな瀬戸内海に大小様々な島が連なって、「日本のエーゲ海」とも言われている美しい港町。
その名のとおり、オリーブ園や海辺のホテルをはじめ、「確かにエーゲ海っぽい?」と思えるオシャレスポットがあるとともに、港町として栄えた昔を思わせる街並みはノスタルジックな香りがする2つの顔を持つ町だ。
後で紹介するように、厄除けや家内安全、縁結びなどのご利益のある「牛窓神社」は、牛窓の海が一望できる絶景のパワースポットとして、遠くから多くの参拝客が訪れる有名な神社だ。
今回は、そんな『牛窓』で、ワンコ🐩と楽しめる場所をぐるっと巡ってみたよ♪
楽しい場所があるといいな~!(^^)!
Contents
牛窓基本情報
住所
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
アクセス
<大阪方面より>
中国自動車道~山陽自動車道/「備前IC」下車
~岡山ブルーライン(無料)/「邑久IC」下車~県道39号 約2時間30分
<岡山方面より>
国道2号 ~ 岡山ブルーライン(無料)/「邑久IC」下車~県道39号 約45分
古民家を活かした「てれやカフェ」
住所
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓4200−1
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アクセス
県道28号線から路地を入り、徒歩で約2分
(瀬戸内警察署から東へ約500メートル)
車で路地へ進入するとUターン出来なくなるので、駐車場↓に停めてから徒歩で向かおう!
駐車場
➀県道28号線沿いの専用駐車場 4台
②波止場無料駐車場
「ファミリーマート」と「YAMAHAナスボート牛窓マリーナ」の間を南へ約50メートル進むと波止場に無料の駐車スペースがある。
愛犬🐶とランチタイム
朝から車を走らせて、観光前にまずは腹ごしらえ。旅の楽しさの1つは、本サイトで紹介できるような、犬も同伴できるカフェやレストランを探すこと。
牛窓にも何軒か犬OK👌のカフェがあるが、今回選んだのがこちらの「てれやカフェ」。勘を信じてチョイスしたけれど、これがなかなかの当りだった♪
周りはごく普通の住宅街といった感じで、ここに本当にカフェがあるのかな?と心配になりつつ歩を進める。
少し歩くと、突然カフェらしきタープを発見!
一軒家の古民家を改装したレトロな外観。土足を脱いで入るところも、まるでおばあちゃん家を訪れたかのような温かみのある雰囲気だ。
テーブル席やソファー🛋席の他、二階にも席があり、ゆっくりと過ごすことができそうだ。
この日は日曜日でもあり、室内はカップルを中心にほぼ満席。
ペットはテラス席のみOKで、わたしたちは偶然テラスで食事を終えた家族連れがいたのでラッキー✌に席を確保できた。
その後も次々とお客が途切れなかったので、かなりの人気店のよう。ランチメニューや軽食の他に、パフェ含めスイーツも相当充実しているから観光客だけでなく、ご近所の人々もよく訪れてるのかも。
待つこと数分、オトンの選んだ「野菜煮込みカレー」とわたしの選んだ「アサリのパスタ」が到着。
なかなか美味しいね♪
食後のコーヒーもセットで、値段も1500円前後だからコスパ良しだわ!
このてれやカフェでは、時折ライブも開催しているようだ。潮風に乗って流れてくる音楽もセンスが良くて心地いい。
テラス席から海側を見ると、かすかに海が見えるのだが...。これでオーシャンビューだったら言うことないのにな 🙁 (少し残念)。
カフェへの階段を上ると、イボ神さまが祀られているので、あいさつしていこうっと♪
牛窓と言えば「オリーブ園」
住所
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412−1
アクセス
てれやカフェから県道28号~県道226号を利用して車で約5分
駐車場
無料駐車場が3ヶ所(展望台の下、中、上)
オリーブ園を散策
牛窓オリーブ園は1942年開園された農園で、約10ヘクタールに約2,000本が栽培されている。
オリーブの生産量は、牛窓からほど近い「小豆島」が日本一を誇っているが、このあたりは、「太陽の光をまんべんなく浴び、風通しが良く、雨の少ない気候」が栽培に適しているそうだ。
「オリーブ園」は、良質のオリーブオイルや、オリーブを使った化粧品など、牛窓独自のいろんなお土産品を買えるだけでなく、オリーブを愛でながら、眼下に広がる瀬戸内の海を眺めつつゆっくりと散策するにはもってこい。もちろんワンコと一緒にね!
園内は、年中無休&入園無料みたいだよ。
駐車場も無料だし、観光客に優しいね。
テラス席の向こうに展望台が見えてくる。
展望台からワンコと景色を楽しもうと思ったら、館内はペットNG!(残念)
大きく見える島は「小豆島」、その手前にあるのが「前島」だ。
海の向こうにかすかに見えるのは、玉野市&高松市方面。
「山頂広場」では、綺麗な海を見ながらワンコのお散歩が楽しめる。犬連れの観光客もチラホラ遊びに来ているので、ご挨拶♫
歩き足りないワンコは、オリーブ園の中のお散歩コースや少し離れたローマの丘までのコースもあるよ(^^♪
この日、山頂広場に出店していたお店でミカンを購入。実はノンは犬には珍しくミカン好きなのだ。
なんと園内にドックランを発見!
先ほどの展望台ショップで申し込むと無料で利用できる(私たちは芝生広場で十分お散歩したので今回はスルー)。
ただし、中・大型犬が思いっきり走り回れるほどの広いスペースではなく、お庭程度だと思っていただきたい。
牛窓海水浴場&牛窓神社
住所
岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓
アクセス
オリーブ園から県道226号を利用して車で約10分
駐車場
牛窓神社駐車場に停めると、海水浴場と神社の両方に行くことができる。
料金:無料
台数:約60台程度
牛窓のビーチをぶらぶら
砂浜はやや狭いけれど、穏やかな瀬戸内海の海風が心地いい。
夏場は海水浴客で賑わうが、秋になると散策客と釣り人に入れ替わる。
絶景の「牛窓神社」
海水浴場の入口に「牛窓神社」への鳥居がある。平安時代の創建とされ、海沿いの高台に鎮座する神社だ。
波音を聞きつつ、うっそうと茂る木々のトンネルの中、マイナスイオンを浴びながら本殿へと昇っていく、このロケーションは、唯一無二と言えるだろう。
ただ、石段がひたすら長い~。バス旅行で降りたご婦人方の中には途中でギブアップした人もいたが、わたしたちは本殿まで何とかたどりついた。その模様は以下↓で。
入口の鳥居付近で小型犬3匹と遭遇🐶。
364段の石段という事らしいが、下から見るとかなり高く見える。
いったん平坦な小道となるが、石段はまだまだ続く模様(;’∀’)。
途中の東屋から美しい瀬戸内海を眺めて、しばし休憩。
石段はまだまだ続く...。
50代のオトンとオカンはバテ気味だけど、1歳のノンはまだまだ元気いっぱい。ノンに引っ張られながらわたしも頑張る~。
歩くこと約20分、ようやく本殿に到着! 本殿は、1812年に再建され、当時の最高技術を駆使した造りとして、瀬戸内市の重要文化財に選ばれている。
荘厳な雰囲気に、登り切って良かった 😀 と大満足。オリジナル御朱印は、瀬戸内海と特産品のオリーブをあしらった素敵なデザインだそうなので、御朱印集めをしている方々はぜひ!
お賽銭を投げ入れて、家族健康を祈願!
努力した分、ご利益は期待できるね(笑)
まとめ
皆さん、牛窓楽しかったかな?
海がキレイだったね。
時間がゆっくり流れているような町で癒されたよ~。
オリーブ園とか海岸とか神社とか、お散歩三昧だったから大満足!
後で知ったんだけど、前に見えていた「前島」も良い所みたいだよ。
確か「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」でも取材されていたな。
大人往復240円、車でも往復1,360円みたいだから今度行ってみようよ。
ということで、牛窓の再訪はきっとあるはず。次回は、観光客がたくさん訪れてにぎやかになるという盛大な秋祭りの頃を狙ってみたいな。